内容説明
XSIの最新バージョンの基本機能とスーパーテクニックを完全解説。3DからXSIへの移行もコレ1冊でOK。
目次
第1章 SOFTIMAGE|XSIとは?
第2章 XSIの基本操作とコンセプト
第3章 アドバンストキャラクターアニメーション
第4章 レンダリング
第5章 スクリプト
著者等紹介
ラフェリェー,アレーン[ラフェリェー,アレーン][Laferriere,Alain]
モントリオール大学出身。ヒューマンコンピューターインターフェイス科修士。1993年のSoftimage社入社当初、モーションキャプチャチームの一員となる。のちに、日本のセガAM2研の特殊プロジェクトに携わり、同社において3Dゲーム開発ツール(3D paint、UV editing、color reductionなど)を共同開発し、これがSOFTIMAGEの第1世代となる。このあと、パフォーマンスはそのままにインタラクティブ環境を強化するRenderMap、RenderVertexの考案、実用化に成功。また、頂点カラーに対応するユーザーデータ、dotXSIフィアル形式の実用化に成功。カスタマーの声を反映しつつ数々のスペシャルプロジェクトに携わり、インタラクティブポリゴンリダクションをはじめ、SOFTIMAGE|3D v.4.0の新機能となるツールを開発する。今日、SOFTIMAGEスペシャルプロジェクトチームのゲーム開発マネージャとして、1999年以来東京で活躍中
荒木シゲル[アラキシゲル]
現役パントマイマーであり、ゲームプロダクション(株)ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ(UGA)のアニメーションスーパーバイザー。1988年にイギリスに渡り、美術大学を卒業後パントマイムの道に入る。93年から帰国する98年までの間、主にソロとして英国、ヨーロッパなどでパフォーマンス活動を行っていた。96年の英国博物館ガラナイトではアジア人パフォーマーの代表として故マーガレット王女に呼ばれてマイムのデモンストレーションを行った経験を持ち、97年に発表した作品“The Loop”では、英国のメディア、新聞などで「世界一過激なマイムアーティスト」と評された。帰国後、CGクリエイター向けのモーションワークショップを依頼されたことをきっかけに、現在はモーション・キャプチャー・アクターとして、また自らパソコンに向かい手付けアニメーターとして『スペースチャンネル5』シリーズや『Rez』などのゲーム制作に関わっている。2002年6月よりデジタル・ハリウッドにて、アニメーション・スペシャリストを養成する特別講座で講師を受けもつ予定
梅沢孝司[ウメザワタカシ]
1997年、Digital Hollywood Institute of Media Artsを卒業。同校ではAlias|PowerAnimatorを学ぶ。その後、株式会社キャロットを経てアビッドジャパン入社。XSI|SDK ver1.0の頃よりXSI|SDKに携わる。XSI‐Script、SDKのローカライズや、ゲーム制作会社のサポートなどを担当する。マイクロソフトの家庭用ゲーム機Xboxの開発環境の立ち上げを支援。また、SOFTIMAGE Developpers ConferenceやXSI|SDKセミナーなどの各種イベントを主催し、SOFTIMAGEユーザーを技術的に支援。現在、開発者向けのプログラム、SOFTIMAGE Developper Programの実施を準備中
門口洋一郎[カドグチヨウイチロウ]
1991年ダイキン工業にてSOFTIMAGEに出会う。その後ソニーPCLでのプロダクション業務を経てマイクロソフトに入社。Avid社のSoftimage社買収に伴いアビッドジャパンに移籍。同社にてSOFTIMAGEサポートチームのマネージメントを担当。SOFTIMAGE|3D v.4.0の製品設計に携わり、SOFTIMAGE製品のローカライズやWebサイトでの情報拡充を行う
斉藤亜規子[サイトウアキコ]
STUDIO4℃ CGI監督。1993年東京デザイナー学院アニメーション科卒業、同年「日本コンピュータ・アーツ」に入社。1995年NTT‐ONDEMANDデモ作品「トビラを開けて」(森本晃司監督作品)に参加。同年ケン・イシイミュージッククリップ『EXTRA』よりSTUDIO4℃所属となる。1996~97年DVDデモ作品『音響生命体ノイズマン』でCGI監督に抜擢。以後、劇場作品『スプリガン』(97~98)、GLAYビデオシングル『サバイバル』(99)、香港TVCM『LeSaunda』(2000)などのCGI監督を務める。現在は、映画『マトリックス(The Matrix)』をもとにしたアニメーション短編シリーズの制作に参加中
杉山明[スギヤマアキラ]
1990~1998年までダイキン工業、マイクロソフトにてSOFTIMAGE製品の技術サポートに従事。1998年から2002年春までリンクス(現・リンクス・デジワークス)、ウィルコリンクス・デジワークスにて、CGアプリケーションの技術支援やグループワーク改善業務を担当。XSIを使って効率的に映像制作できるワークフローを研究中
アリアス,マイケル[アリアス,マイケル][Arias,Michael]
SFXおよびコンピュータアニメーション業界のベテラン。そのキャリアは1998年Dream Quest Imagesのモーションコントロールステージではじまった。『アビス(The Abyss)』『トータル・リコール(Total Recall)』などのSFX映画で働いたあと、CGの探求を開始した。最初は3Dアニメーターとして、のちにはソフトウェア開発者として。Softimage社で働きはじめてすぐ、トゥーン・シェーダを開発して、特許を取得した
ガニェー,レジャン[ガニェー,レジャン][Gagne,Rejean]
モントリオール大学出身。コンピュータグラフィックス科修士。ニューヨークにおいてBenoit Mandelbrot教授の助手としてコンピュータグラフィックスに着手。1990年にSoftimage社に入社し、SOFTIMAGE|3D製品、Actorモジュールの設計と実用化に携わる。この功績により、1998年、開発チームの一員として科学技術アカデミー賞を受賞。これを機に、アニメーションおよびデータ管理のチームリーダとして活躍し、同時に製品設計者の中核となる。1997年には、新世代の3DグラフィックスソフトウェアであるXSIの基本設計に携わり、開発に成功。今日XSI設計業務の全責任を追うマネージャーとして活躍
渡辺伸次[ワタナベシンジ]
CGアニメーター、有限会社D3D代表取締役。コトブキシステムでゲームCGデザイナー、コンパイルのCG部主任を経て、1998年、CGプロダクションD3Dを設立。ゲーム制作をメインにCM、プロモーションビデオなど、SOFTIMAGEを使用してCGアニメーターとして活動している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。