内容説明
江戸時代以前から脈々と受け継がれてきた職人・技術者魂と哲学こそが、低迷する日本を「技術文化立国」として蘇生させる!21世紀を担う技術者・研究者必読の書。
目次
1 100年前、未来はどこまで見えていたか(明治期日本人の未来構想力;昔の日本では「科学」が躍動していた ほか)
2 温故知新・てくのろじー考(伝統技術は先端技術に甦る;「技能」は「機械」を超える ほか)
3 科学技術文明を育む文化と風土(GHQは「昭和の出島」だった;製品技術に生きる「縮み志向」の文化 ほか)
4 21世紀の構想力と創造力(偶然を発見に生かす能力―セレンディピティー;創造的模倣のすすめ ほか)
著者等紹介
志村幸雄[シムラユキオ]
技術評論家・(株)工業調査会代表取締役社長。1935年、北海道生まれ。1958年、早稲田大学教育学部卒業後、(株)工業調査会に入社。半導体専門雑誌『電子材料』編集長、専務取締役などを経て92年に代表取締役社長に就任、現在に至る。雑誌・新聞を中心に技術評論の分野で活躍するいっぽう、産業技術審議会専門委員、旧・郵政省マルチメディアフォーラム委員など政府委員、学協会役員を歴任。現在、早稲田大学理工学部および麗沢大学国際経済学部講師を兼任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- The Call