内容説明
意外に知らなかったり、読んでもさっぱりわからない「少年法」をやわらかめの日本語に“翻訳”した「少年法」すらすらバージョン。「改正少年法」(4月1日施行)完全対応版。
目次
第1章 総則
第2章 少年の保護事件(通則;調査及び&審判;抗告)
第3章 成人の刑事事件
第4章 少年の刑事事件(通則;手続;処分)
第5章 雑則
著者等紹介
新保信長[シンボノブナガ]
1964年大阪生まれ。編プロ、出版社勤務を経て、’91年よりフリー編集者&ライター。『SPA!』『Title』など、雑誌での活動を中心に、ムックや単行本の編集も多数手がける。『週刊ポスト』『アサヒ芸能』『朝日新聞』でマンガ評も連載(「南信長」名義)
伊藤芳朗[イトウヨシロウ]
1960年大阪生まれ。弁護士。東京大学法学部在学中に司法試験合格。「日弁連子どもの権利委員会」事務局次長、「東弁子どもの人権と少年法に関する特別委員会」委員のほか、子どもの人権に関わる活動は数多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
4fdo4
11
弁護士とフリーの編集者が質問+回答を繰り返しながら、 少年法を第六十条までかみ砕いた平文で書き直してくれる。 やっぱり少年に理解できる表記の少年法でないと、自分やった行為・これからする行為が犯罪なのか、どう裁かれるかが伝わらないし、知らないうちに犯罪者になりかねない。 やはり義務教育内で基本的な刑法と社会保障について学ぶ機会があるべきと思う。2018/03/03
朱音
2
法律の文章は硬いだけじゃなく独特の言い回しでわかりにくい!それを易しく翻訳しつつちょこちょこ解説してゆく、といった形式。結構守られてるよな、と言う面ともうちょっとちゃんと教育?したほうがいいんじゃないの?というところが入り混じる少年法。なかなか難しいものなのかも。イラストがなかなかかわいくていい。2010/01/06