内容説明
２０２５年、アメリカ。仮想空間が現実に限りなく近づくなかで、数々のネット犯罪に対抗すべく、ＦＢＩ内に特捜隊“ネットフォース”が結成された。その年少部隊として構成されたティーンエージャー・チーム「エクスプローラーズ」。現役高校生でもある彼らが、大人顔負けのコンピュータ知識を駆使して、オンライン上に潜む悪と戦う―。トム・クランシーがＩＴ社会に警鐘を鳴らす近未来ハイテクスリラー、シリーズ第一弾。
著者等紹介
クランシー，トム［Ｃｌａｎｃｙ，Ｔｏｍ］
１９４７年、ボルティモア生まれ。８４年に処女作『レッド・オクトーバーを追え』で一躍ベストセラー作家となる。以来、綿密な調査に基づく詳細なデータと豊かな知識により、ハイテク軍事スリラーの第一人者として活躍中。『いま、そこにある危機』『愛国者のゲーム』『謀略のパルス』など、著書多数
大野晶子［オオノアキコ］
成城大学文芸学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書に『メッセージ イン ア ボトル』『グラディエーター』（ともにソニー・マガジンズ）『ブレードランナー３』（早川書房）ほか多数
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感想・レビュー
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宮野香卵
1
ネットゲームをモチーフにした小説が読みたくて、図書館で検索をかけて見つけた一冊。世界中でプレイされているネットゲームで起こる、キャラクターの消去。その事件をミーガンとレイフ、二人の少年少女が追っていくというストーリー。ネットゲーム自体は中世ヨーロッパ的な雰囲気で、プレイヤーが実際に領主や国王になって他国との同盟を組んだり戦を仕掛けたりするもの。訳が素晴らしくて、情緒溢れる世界観にどっぷり浸れました。2012/10/31
まぁ
1
トム・クランシーにしては、非常に読みやすい。国家間の陰謀でないので、スケールも小さい感じ。2010/01/02
