仁義なきバトル・ロワイアル

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  • サイズ A5判/ページ数 210p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757208100
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

あの『仁義なき戦い』で世界を席巻した武闘派監督・深作欣二を、再びアクション映画に向かわせた『バトル・ロワイアル』にはじまり、いま明かされる創造の原点。15歳の時に刻み込まれた大人への不信感と、暴力に対する嫌悪と陶酔。そして、映画製作の舞台裏で繰り広げられる壮絶な「仁義なき」バトル。それらを、共に戦ったエグゼクティブ・プロデューサー高野育郎が、対談の名のもとにえぐり出す、深作欣二の映画・演出論。さらに監督生活40周年にして60本の詳細なフィルモグラフィと、監督秘蔵の現場オフ・ショットほか、貴重な資料も満載。

目次

第1章 『バトル・ロワイアル』映画化前夜(深作欣二と十五歳;逆ギレ教師を演じきれる役者を求めて ほか)
第2章 前哨戦始まる(死滅したアクション映画に再挑戦;親子のタッグマッチ ほか)
第3章 火蓋が切られた『バトル・ロワイアル』(火花を散らす親子のバトル;バトルを戦い抜いた俳優たち)
第4章 『バトル・ロワイアル』までの道を辿る(水戸っぽの戦争体験;軍国少年から映画青年へ ほか)
第5章 一生を棒に振る遊び―深作流映画論(目減りをいかに補うか―深作流演出術;生理にまかせて刻み倒す―テンポと編集 ほか)

著者等紹介

高野育郎[タカノイクロウ]
1951年5月8日生まれ。神奈川県出身。編集、出版、音楽、映画といったメディアを横断するカルチャー・コングロマリット、アム・グループ代表。美術出版社編集長を経て『ジャパン・アベニュー』『セブンシーズ』などのライフスタイル・マガジンの編集長を歴任。この間、ヘルムート・ニュートン、ロバート・メイプルソープなどの展覧会企画、音楽分野では雅楽士・東儀秀樹を発掘、相模大野駅周辺開発などのグランドコンセプトを立案、伊勢丹相模原店の出店計画を手がけるなど、出版から都市までをプロデュースする。また、第47回全国植樹祭式典専門委員会の委員長、テレビ、有線放送などトーク番組のキャスター、そして今回の映画『バトル・ロワイアル』のエグゼクティブ・プロデューサーをつとめる。美術評論家としてアート、写真に関する執筆活動も行い、現在、日本で最も歴史あるライフスタイル・マガジン『バケーション』の発行人および編集人
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ギルヲ

2
『バトル・ロワイアル』は好きな映画なので、監督とプロデューサーの対談はとても興味深く読めました。国会で取り上げられたりして結構話題になった映画ですがもう19年も経つのか。深作監督をwikiで調べるといろいろと面白くて偉大な監督だったなぁとしみじみ。2019/10/03

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