内容説明
恒星大戦勃発から五年―。星間国家最大の勢力を誇った地球連合は、プラトンの策によって消滅した。独立自由艦隊は太陽系を掌中に収めるが、自らの本拠地ランプスがクーデターによって独立。さらに凛斗の愛するライアまでもがガイアードに亡命したとの報せが届く。苦悩する凛斗は、宗教国家に地球を引き渡すことを決断するが、ガイアードは地球を“宗教の聖地”とするために、閉鎖時空空間へ封印してしまった。内戦が激化する太陽帝国では、奸雄北河庚充郎がガイアードと結び、凛斗に襲いかかろうとしていた…。果てしなき銀河を群雄が翔る壮大な物語、第一部完結。
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- 和書
- 終りに見た街 小学館文庫