内容説明
記録すること、記憶すること。10年後、100年後の東北へ。アフターマスは終わらない。写真家たちの仕事も終わらない。撮り続け、プリントし、さまざまな媒体に発表していく行為もずっと続いていく。菱田雄介写真集『hope/TOHOKU』収録。
目次
アフターマス―震災後の写真(飯沢耕太郎)
(補論)死者の写真について(飯沢耕太郎)
hope/TOHOKU(写真・菱田雄介)
Diary,hope/TOHOKU(菱田雄介)
仙台から東京へ―あとがきにかえて(飯沢耕太郎)
著者等紹介
飯沢耕太郎[イイザワコウタロウ]
写真評論家。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。1991年、キヤノン主催「写真新世紀」、リクルート主催「写真ひとつぼ展」の立ち上げにかかわる
菱田雄介[ヒシダユウスケ]
写真家、テレビディレクター。1972年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。2001年の同時多発テロ以降、歩みを早めた歴史と、その流れの中に存在する人々の営みをテーマに写真を撮影。2006年、NIKON三木淳奨励賞受賞、2008年、2010年、CANON「写真新世紀」佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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