出版社内容情報
「これはきみの人生だ。自分で努力した分だけ成果が得られる」 米国有数の臨床神経心理学者と教育研究所代表という異色のコンビによる、成功する子育ての科学。多くの親が子供に不安のない人生を送らせたくて子供をおさえつけようとする。だがそれは脳科学的にみても全くの逆効果だ。一方、健全な自律心は、心身の健康、学業の成功、幸福な人生など、私たちが子供に望むほぼすべてのことにつながる。私たち大人が子供に教えなくてはならないのは、子供の「コントロール感」を高め、将来の人生において必要となる判断力を習得できるようにすることだ。 本書では神経科学と発達心理学の最新成果をもとに、子供のストレス耐性を高める方法、受験のプレッシャーへの向き合い方、子供のやる気を引き出す方法、適切な休息と睡眠の取り方、親のストレス管理法から学校づきあいまで、現代の子供(と親)が抱える問題への対処法を指し示す。受験生の親の必読書。
内容説明
脳科学の最新成果と数千人の子供たちの実例が示すエビデンスに基づく現代の親子への“処方箋”
目次
この世でいちばんのストレス
宿題は誰の責任?―コンサルタントとしての親
「それはきみが決めること」―意思決定者としての子供
「不安のない存在」になる―親子の「コントロール感」を高める方法
モチベーション―子供のやる気を引き出す方法
深い休息
睡眠―もっとも深い休息
学校にも「コントロール感」を
年中無休の覚醒状態―テクノロジーの獣を飼い慣らす
頭と体を鍛える
学習障害、ADHD、自閉症スペクトラム障害への対応
大学受験―SAT、ACT、その他もろもろ
大学に行く準備はできているか
別の進路
著者等紹介
スティクスラッド,ウィリアム[スティクスラッド,ウィリアム] [Stixrud,William]
臨床神経心理学者。国立小児医療センターおよびジョージ・ワシントン大学医学部教授。思春期の脳、瞑想、ストレスの影響、睡眠障害、脳に対するテクノロジー過多の問題について幅広く講義をおこない、影響力のある科学論文を多数発表。デビッド・リンチ財団理事も務める
ジョンソン,ネッド[ジョンソン,ネッド] [Johnson,Ned]
ワシントンDCの個人指導塾“プレップ・マターズ”創設者。ティーンエイジャー指導者。学習スキル、ティーンエイジャーと親の関係、不安障害の管理を専門とし、その業績はタイム、ワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなどで紹介されている
依田卓巳[ヨダタクミ]
翻訳家。東京大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miri
ぐっち
たまきら
りょうみや
みっこ
-
- 和書
- 55歳、大人のまんなか