出版社内容情報
本当の勉強法を知りたいのなら、この本は宝の山だ!──池谷裕二(東京大学薬学部教授)
最新の実証研究が解き明かす、驚くべき「記憶と学習の真実」。
「復習する」「同じ教科に集中して取り組む」「線引きを使い分ける」など、日本でも半ば通説的に正しいとされている学習方法が、実は効率が悪いことが明らかに!
Amazon.comの教育・心理学部門で1位にもなった期待作。
【こんな人におススメ!】
・現場で必要な知識・スキルを効率よく習得し、実践に生かしたいビジネスパーソン
・現役で働き続けるために技能を磨きたい方
・実り多い指導を行い、生徒の力を最大限に引き出したい先生
・真の実力を身につけたい受験生・大学生
1章 学びは誤解されている
本書の提言
「経験的証拠」対「理論、教訓、直観」
知識は「必要」条件だが「充分」条件ではない
テストは計測手段か、学習ツールか
まとめ
2章 学ぶために思い出す
「振り返る」ことは練習のひとつ
テスト効果/研究室でテスト効果を確かめる
「現場」でテスト効果を確かめる
テスト効果のさまざまな側面
まとめ
3章 練習を組み合わせる
集中練習の神話
間隔練習
交互練習
多様練習
判別力を身につける
複雑な技術を学びやすく
原則を幅広く応用する
まとめ
4章 むずかしさを歓迎する
学習のしくみ
学習の幅を広げる──想起の手がかりを更新する
「簡単」では効果がない
なぜ努力は役立つのか
「望ましい困難」を取り入れたほかの学習法
「誤りなし学習」の神話
生涯学習の一例
望ましくない困難
まとめ
5章 知っていると錯覚しない
ふたつの知覚システム
錯覚と記憶歪曲
メンタルモデル
能力不足で能力不足に気づかない
判断を修正するためのツールと習慣
6章 「学び方」を越える
「やってみて」学ぶ
成功する知能
ダイナミック・テスト
構造を作る
規則学習と先例学習
まとめ
7章 能力を伸ばす
神経の可塑性
IQは変わるか
脳は鍛えられるか
成長の意識
計画的な学習
記憶のてがかり
まとめ
8章 学びを定着させる
学生へのアドバイス
生涯学習者へのアドバイス
指導者へのアドバイス
トレーナーへのアドバイス
【著者紹介】
アメリカのノンフィクション作家・小説家。
内容説明
IQは伸ばせるか?テストは計測手段か、学習ツールか?人の脳と学習法に関する最新の科学的知見を網羅した「学習の科学」の決定版。認知心理学と教育をつなぐことを目指し、研究を続けてきた心理学者が明かす“本当に身につく学習法”とは?米アマゾン「教育・心理学部門」第1位!
目次
1章 学びは誤解されている
2章 学ぶために思い出す
3章 練習を組み合わせる
4章 むずかしさを歓迎する
5章 知っていると錯覚しない
6章 「学び方」を越える
7章 能力を伸ばす
8章 学びを定着させる
著者等紹介
ブラウン,ピーター[ブラウン,ピーター] [Brown,Peter C.]
1959年生まれ。ノンフィクション作家・小説家
ローディガー,ヘンリー[ローディガー,ヘンリー] [Roediger,3,Henry L.]
1947年生まれ。ワシントン大学心理学部教授。イェール大学にて心理学博士号取得。認知心理学と教育現場をつなぐことをめざし、学習と記憶の専門家として200本以上の研究論文を発表。想起練習がいかに記憶を強化するか、なぜ人は誤った記憶を構築するのか、特別な記憶能力を持つ人の記憶術などがおもな研究テーマ
マクダニエル,マーク[マクダニエル,マーク] [McDaniel,Mark A.]
1952年生まれ。コロラド大学にて心理学博士号取得。ワシントン大学心理学部教授。同大学「認知・学習・教育・統合研究センター(CIRCLE)」所長。学習と記憶を専門とし、展望的記憶、認知的加齢、認知心理学の教育への応用がおもな研究テーマ
依田卓巳[ヨダタクミ]
1962年生まれ。翻訳家。東京大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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