使える脳の鍛え方―成功する学習の科学

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使える脳の鍛え方―成功する学習の科学

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757160668
  • NDC分類 375
  • Cコード C0037

出版社内容情報

本当の勉強法を知りたいのなら、この本は宝の山だ!──池谷裕二(東京大学薬学部教授)

最新の実証研究が解き明かす、驚くべき「記憶と学習の真実」。
「復習する」「同じ教科に集中して取り組む」「線引きを使い分ける」など、日本でも半ば通説的に正しいとされている学習方法が、実は効率が悪いことが明らかに!
Amazon.comの教育・心理学部門で1位にもなった期待作。

【こんな人におススメ!】
・現場で必要な知識・スキルを効率よく習得し、実践に生かしたいビジネスパーソン
・現役で働き続けるために技能を磨きたい方
・実り多い指導を行い、生徒の力を最大限に引き出したい先生
・真の実力を身につけたい受験生・大学生

1章 学びは誤解されている
 本書の提言
 「経験的証拠」対「理論、教訓、直観」
 知識は「必要」条件だが「充分」条件ではない
 テストは計測手段か、学習ツールか
 まとめ

2章 学ぶために思い出す
 「振り返る」ことは練習のひとつ
 テスト効果/研究室でテスト効果を確かめる
 「現場」でテスト効果を確かめる
 テスト効果のさまざまな側面
 まとめ

3章 練習を組み合わせる
 集中練習の神話
 間隔練習
 交互練習
 多様練習
 判別力を身につける
 複雑な技術を学びやすく
 原則を幅広く応用する
 まとめ

4章 むずかしさを歓迎する
 学習のしくみ
 学習の幅を広げる──想起の手がかりを更新する
 「簡単」では効果がない
 なぜ努力は役立つのか
 「望ましい困難」を取り入れたほかの学習法
 「誤りなし学習」の神話
 生涯学習の一例
 望ましくない困難
 まとめ

5章 知っていると錯覚しない
 ふたつの知覚システム
 錯覚と記憶歪曲
 メンタルモデル
 能力不足で能力不足に気づかない
 判断を修正するためのツールと習慣

6章 「学び方」を越える
 「やってみて」学ぶ
 成功する知能
 ダイナミック・テスト
 構造を作る
 規則学習と先例学習
 まとめ

7章 能力を伸ばす
 神経の可塑性
 IQは変わるか
 脳は鍛えられるか
 成長の意識
 計画的な学習
 記憶のてがかり
 まとめ

8章 学びを定着させる
 学生へのアドバイス
 生涯学習者へのアドバイス
 指導者へのアドバイス
 トレーナーへのアドバイス

【著者紹介】
アメリカのノンフィクション作家・小説家。

内容説明

IQは伸ばせるか?テストは計測手段か、学習ツールか?人の脳と学習法に関する最新の科学的知見を網羅した「学習の科学」の決定版。認知心理学と教育をつなぐことを目指し、研究を続けてきた心理学者が明かす“本当に身につく学習法”とは?米アマゾン「教育・心理学部門」第1位!

目次

1章 学びは誤解されている
2章 学ぶために思い出す
3章 練習を組み合わせる
4章 むずかしさを歓迎する
5章 知っていると錯覚しない
6章 「学び方」を越える
7章 能力を伸ばす
8章 学びを定着させる

著者等紹介

ブラウン,ピーター[ブラウン,ピーター] [Brown,Peter C.]
1959年生まれ。ノンフィクション作家・小説家

ローディガー,ヘンリー[ローディガー,ヘンリー] [Roediger,3,Henry L.]
1947年生まれ。ワシントン大学心理学部教授。イェール大学にて心理学博士号取得。認知心理学と教育現場をつなぐことをめざし、学習と記憶の専門家として200本以上の研究論文を発表。想起練習がいかに記憶を強化するか、なぜ人は誤った記憶を構築するのか、特別な記憶能力を持つ人の記憶術などがおもな研究テーマ

マクダニエル,マーク[マクダニエル,マーク] [McDaniel,Mark A.]
1952年生まれ。コロラド大学にて心理学博士号取得。ワシントン大学心理学部教授。同大学「認知・学習・教育・統合研究センター(CIRCLE)」所長。学習と記憶を専門とし、展望的記憶、認知的加齢、認知心理学の教育への応用がおもな研究テーマ

依田卓巳[ヨダタクミ]
1962年生まれ。翻訳家。東京大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

36
脳科学・心理学的に「効率の良い学習と記憶」に関して徹底調査したベストセラー本。再読したりマーカーで線引きをする、同じ科目に集中して取り組むなど、従来の学習方法は効率的ではない。再読するなら一定の期間を置いて(忘れてからの)再読だったり、最も効率的な学習法は定期的に「テストをすること」で記憶に刻むことができる(忘れなくなる)、などなど、知らなかったら目から鱗の記憶・学習方法が紹介されている。ほとんどの人が実践できてない内容だと思うので、これをマスターできると強みになると思う。2019/02/25

じろー

24
何かの実践的な技能や実力などを、長期的な学習によって育成する方法論。試験勉強の方法やモチベーションの本ではない。こうすればよい、というような具体的な方法が書いてあるわけではないので、実際にどのように学習を組み立てるかは自分で考えなければならない。何かに長期的に取り組んだ経験がある人は、本書で紹介されている学習法はすでに実践した事があるかもしれない。「努力そのものが能力の限界を広げる」とあるが、何かの分野で活躍している人を支えるのは、やはり長期間の正しい努力の賜物かな、と思える。2020/03/25

ネロ

23
読書に大いに役立つ一冊だった。再読やメモやマーカーはやった気になるだけでほとんど意味がない。記憶に残すには何より「想起」することが1番。つまりテストやクイズなど。思い出す作業をする程に長期記憶となっていく。たとえ思い出せなくとも思い出そうとする事が脳内の配線を太く確かなものに変えていく。集中的な学習よりも、他分野と交互に読んだり間をあけた方より効果的。明確な学習目的→読む→想起→フィードバック→想起。IQを育む環境は、好奇心をうみ満たされる多様な刺激、経済的地位、栄養。2023/01/21

fu

22
最新の脳科学の見地から効率のよい勉強方法を解説。「脳が認める勉強法」とほぼ内容がかぶっている。能力は遺伝と諦めている人は伸びない。知能は同じでも、興味を持って勉強に励む子のほうが優秀になる。効果的でない勉強法を選ぶ学生ほど自分の習熟度を高く見積もって誤った自信をもつ為、その習慣を改めない。解き方を教わる前に、問題を解く努力をするほうが後でやるより学習効果が高い。受身ではなく能動的に。簡単に理解できることより困難を伴う学習のほうが記憶の定着につながることがある。単一集中より、複数、適度な間隔が有効。2016/07/24

デビっちん

19
従来習っていた、テキストの再読と集中練習がきわめて非効率であることが豊富な具体例と実験結果から説明されていました。学習がうまくいかないのは、生来の能力が足りないからではなく、経験の蓄積が少ないからです。学習とは、過去に学んだ知識の蓄積と更新、新たに得た知識と関連づけることのくり返しです。何か新しいことを学ぶ度に、脳には変化が生じています。そんな脳を鍛えるには、想起、間隔、交互練習が効果的です。集中学習による、知っている、できるという錯覚を手放し、時たま思い出すという行為の比率を高めてみてはいかがでしょう?2016/04/28

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