出版社内容情報
資本主義は睡眠を終わらせる
現代社会の「知覚の危機」を考察する長編エッセイ。いまや情報管理社会は、人々の睡眠時間をコントロールするまでに至っている。人々は24時間、情報や視覚イメージの生産・消費機構の中におかれ、眠らない世界=24/7に住むようになりつつある。映画、美術作品などを例に挙げつつ、アメリカの現代美術史を代表する碩学が問いかける警世の書。
※24/7:「24 hours/7 days a week」 1日24時間・週7日。「休みなくずっと」という意味。
第1章 不眠社会の誕生
第2章 加速するテクノロジーと消費
第3章 24/7の管理社会――工場のアーク灯からテレビ、サイ バースペースへ
第4章 生の物象化と共同性の夢
【著者紹介】
【著者】ジョナサン・クレーリー:1957年生まれ。コロンビア大学教授(美術史・芸術理論)。プリンストン大学建築学科客員教授。著書に『観察者の系譜・新装版』(以文社)、『知覚の宙吊り』(平凡社)などがある。
内容説明
資本主義は睡眠を奪う。市場は24時間休みなく開き、電子メディアも24時間誘惑をつづける。人々は情報やイメージの生産・消費機構の中におかれ、眠らない世界=24/7に住みつつある…アメリカ現代美術史を代表する碩学が問いかける警世の書!
目次
第1章 不眠社会の誕生
第2章 加速するテクノロジーと消費
第3章 24/7の管理社会
第4章 生の物象化と共同性の夢
著者等紹介
クレーリー,ジョナサン[クレーリー,ジョナサン] [Crary,Jonathan]
コロンビア大学教授。現代美術・美術理論。美術批評家・エッセイスト。美術・人文系の非営利独立系出版社ゾーン・ブックスの基幹編集委員を創設以来務める
岡田温司[オカダアツシ]
1954年生まれ。京都大学大学院教授。西洋美術史
石谷治寛[イシタニハルヒロ]
1977年生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。甲南大学人間科学研究所博士研究員。美学・美術史、視覚文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
かやは
らむだ
だんぶる
chiro