国家の勢い―技術の「坂の上の雲」モデル

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757142749
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0031

目次

第1章 国家の相互模倣(ライン型国家;アングロ・アメリカン型国家)
第2章 日本型国家の勃興(複数の中心と抜擢社会;戦争と技術)
第3章 国家の「バイ・デザイン」(自動車大国への道;ヨーロッパのクルマ文化;クルマのグローバル課題)
第4章 後発国の蛙跳び(技術の接ぎ木;技術の混血)
第5章 「オプチミズム」国家への道(新しい国のかたち;なぜいま科学技術外交なのか)

著者等紹介

薬師寺泰蔵[ヤクシジタイゾウ]
国際政治学者。専門は、国際政治理論と科学技術論。1944年奈良県生まれ。1968年慶應義塾大学工学部電気工学科卒業、1970年東京大学教養学部教養学科卒業、1977年マサチューセッツ工科大学政治学大学院博士課程修了(政治学博士)。埼玉大学大学院政策科学研究科教授、慶應義塾大学法学部教授等を経て、1997~2001年には慶應義塾大学常任理事を務める。また、その間、カリフォルニア大学バークレー校、ドイツ国際問題研究所、フランス国際関係研究所の客員研究員、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター副所長などを務め、2003~2009年には内閣府総合科学技術会議常勤議員を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がんぞ

2
日清日露戦争は国家意志の強さが段違いで楽勝のように思いがちだが恐ろしいほど辛勝で、最終に勝敗を分けたのは技術力の差だった。司馬遼太郎は“歴史の原動力”を何と考えていたか。東洋的「職人」待遇とMヴェーバー「科学技術は権力である」を対比し。明治時代に無線技術、軍事学など応用発展させたヒストリーをたどり、《「無意識の意思」があとからみるとあたかも意図的計画的に明治日本の近代化を成し遂げた》ではないかではないか、すなわち「技術主義」とする。マスキー法クリアのCVCCエンジンで本田は乗用車に参入。環境保護の付加価値2015/05/02

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