内容説明
いま急成長を遂げる韓国とはどういう国か。政治、経済から韓国思想、韓流ブームの裏側まで、韓国とその世界観を読み解き、グローバル化時代の日韓関係をとらえなおす。
目次
第１章 「正常化する東アジア」と「異常化する世界」の中の日韓
第２章 “Ｊ×Ｋ２．０”―相互ハイブリッド化する日韓
第３章 共同体化する日韓
第４章 日韓はどう違うのか
第５章 政治における日韓の交錯
第６章 大衆文化における日韓の交錯
第７章 相互ハイブリッド化時代の韓国研究
著者等紹介
小倉紀蔵［オグラキゾウ］
１９５９年東京生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は、韓国哲学、韓国文化社会論。東京大学文学部ドイツ文学科卒業。韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻修士課程、同大学校哲学科博士課程単位取得。東海大学助教授を経て２００６年より現職。ＮＨＫ教育テレビ「ハングル講座」講師、日韓友情年２００５実行委員等を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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岸野令子
1
共同体ではなく共異体という考え。ずっと西洋を向いて来た日本がようやく韓国や中国に目を向けてきたけど、まだまだ、その見方がヨーロッパ的である。それを変えることを一番の専任者である方が強調されるほど知識人業界は、遅れてるんだね。「考える百姓」の意味など言葉だけ訳したのではわからない意味に通じる人がまだまだ少ない。もっと勉強しないと。2013/06/26
Koki Kobayashi
0
日韓の文化交流について勉強する必要があったので。著者は韓国哲学の専門家。2015/01/08
aaa_tt
0
韓流が日本や東南アジアに受けるわけ、というところ（文化のビビンバ性）とか日本は韓国を評価軸の一つとして入れるべきだ、という主張のところが印象に残ってる。思想や哲学的なところは難しくて理解できないことも多かった。2013/03/20
れもん
0
★★★2012/05/26
