講談社+α新書<br> ニンジンの奇跡―畑で学んだ病気にならない生き方

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講談社+α新書
ニンジンの奇跡―畑で学んだ病気にならない生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062725835
  • NDC分類 615
  • Cコード C0261

出版社内容情報

アトピーも克服!!大地からもらう本当の健康!
無農薬・無化学肥料を貫く百姓道
のべ1万人の食事指導で納得!植物や虫たちの「声なき声」に耳を傾けろ!

百姓という言葉が、なぜ、差別用語になっているのか、不思議でなりません。百姓は「百種類の作物を作る職人」という意味があるそうですが、「百人の女を生き生きとさせる」とも読めます。百姓ほど尊い仕事は、この世にないのではないでしょうか。私は50年以上、百姓道を歩いてきて、百姓が嫌だと思ったことは一度もありません。完全無農薬の田んぼや畑でいただく日々の感動は、言葉では言い表せないほどです。今の時代は、なんでもお金が大事で、お金をもうけるためなら、人さまの命を犠牲にしてもいいようなことまで平気でやってしまいます。でも、『イワンの馬鹿』のイワンのように一生懸命百姓をしていれば、何もいりません。全部、大地からいただけます。

●『複合汚染』を読んで
●4人に1人はアトピーの時代
●アトピーの出る所でわかる食生活
●農薬や化学肥料は毒物!
●病気の人は「塩切れ」が多い
●主食には命のある玄米を
●断食のすすめ
●間違った減塩思想
●田んぼは自然生態系の基本
●生きた森を取り戻さなくては

プロローグ
第一章 百姓が天職
百姓になりたくて
近代農法で成功。天狗になる
米澤先生との運命的な出会い
無農薬人生のスタートを切る
根のないピーマンの衝撃
『複合汚染』を読んで
放置していた土に立派なニンジンが
必要な草しか生えない
猛毒を食べてくれる虫
ついに無農薬・無化学肥料農法が完成!
すべては循環している!
アトピーの女性との出会い
のべ一万人の人たちを食事指導
第二章 アトピーが問いかけてくるもの
畑の原理を人間の体にあてはめて
人は土のお化け
生きた土が証明する命のエネルギー
四人に一人はアトピーの時代
タヌキまでアトピーになった!
命なき食品群を常食するこわさ
卵、牛乳、小麦、大豆は悪くない!
農薬や化学肥料は毒物!
アトピーの出る所でわかる食生活
戦前の農業に戻せばよい
アトピーは自然からのメッセージ
第三章 なずな流の食事法
人は食べたものからできている
病気の人は「塩切れ」が多い
陰陽というものさしを知る
旬のものを食べることがなぜ大切か
アトピーの人はカルシウムが不足
主食には命がある玄米を
全体食をする
一日二食にする
梅醤番茶の素晴らしさ
身土不二とは
野菜が教えてくれること
白砂糖、合成甘味料の影響
断食のすすめ
第四章 命を支える塩の話
海水はなぜ塩辛い? という疑問
豚に教わった「塩切れ」
「塩」という字は土偏でできている
塩田法という暴挙
間違った減塩思想
塩は万能薬
減塩より減糖を
塩づくりを始める
第五章 循環の中に生かされる
太陰暦にそって種をまく
種をまくときは心穏やかに
虫食い野菜は無農薬の証か?
雑草、バイ菌、害虫
農薬、化学肥料は「毒物」
草を育てて土に返す
植物が地球を守ってくれる
神菌は自然発生する
有機とは何か
循環農法の定義とは
江戸時代の循環農法
田んぼは自然生態系の基本
生きた森を取り戻さなくては
酸性雨のおそろしさ
団塊の世代の人たちに期待
問答塾のこと
収穫祭の楽しみ
薬とは草を楽しむもの
百姓塾で学ぶこと
『イワンの馬鹿』のように


赤峰 勝人[アカミネ カツト]
著・文・その他

内容説明

無農薬・無化学肥料を貫く百姓道。アトピーも克服!大地からもらう本当の健康!のべ1万人の食事指導で納得!植物や虫たちの「声なき声」に耳を傾けろ。

目次

第1章 百姓が天職(百姓になりたくて;近代農法で成功。天狗になる ほか)
第2章 アトピーが問いかけてくるもの(畑の原理を人間の体にあてはめて;人は土のお化け ほか)
第3章 なずな流の食事法(人は食べたものからできている;病気の人は「塩切れ」が多い ほか)
第4章 命を支える塩の話(海水はなぜ塩辛い?という疑問;豚に教わった「塩切れ」 ほか)
第5章 循環の中に生かされる(太陰暦にそって種をまく;種をまくときは心穏やかに ほか)

著者等紹介

赤峰勝人[アカミネカツト]
1943年、大分県に生まれる。大分県立三重農業高校卒業。無農薬、無化学肥料の「循環農法」で野菜を育てる百姓。1986年、「なずなの会」を組織し、なずな新聞の発行、百姓塾、各地での講演を行い、自然の食べ物を通じて、循環の大切さを訴え続けている。居合道五段、合気道二段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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りるふぃー

11
お借りした本だったけど、全ページがすごく良かったので買いたい!やはりお百姓って偉大だ。戦前の農業に学べば 生きる摂理が全部見えてくるんですね。古代の人々の知恵がすごいのは、直に自然と接していたからに他ならない。赤峰さんの野菜はどんな味がするんだろう。食べてみたい。世界中でこんな農業が広まったらどんなに素晴らしいかと思うけど、世の中、パワーゲーム、マネーゲームの権力者達がいるからスムーズにはいかない。けれど、循環の法則を権力者達が理解したなら、自然を無視していたツケは結局自分達に巡ってくることがわかると思う2018/12/06

Yuka

2
何がきっかけで借りたかは覚えてないのだけど、図書館で予約して2ヶ月位待った。 農薬も化学肥料も使わない循環農法に取り組むなずなの会の方の本。 アトピーが治るとか標準治療を避けてしまうのはどうかなと思うけど、なぜ竹林になるのか、なぜスギナが生えるのかという理由は興味深い。雑草なのではなく土壌を整えるために必要な栄養素を持った草が生えるというのは面白い視点。地球は常に循環しているのであれば、人間の生活も何かを滞らせてしまうのではなくできる限り循環の流れに乗れるといいのかなぁと思う。2022/10/03

タケチャン

1
うーん、循環農法は確かに素晴らしいのだるが、、、、、余りに健康、アトピー、ガンなどに結論を出しすぎているような、、、。美味しい野菜を食べることで、健康に良いのは確かだが、人間の生活はこれ一本と言うわけにも行かないし、断定すると、それなりに問題なことも多いと思うのだが、、、。  チョット違う感じがしたな~。でも楽しそうで何より。2013/07/08

桃水

1
「奇跡のリンゴ」で有名になった木村さんとは別に独自で無農薬・無化学肥料農業を実践されている方の本。 所々突っ込みどころありますが、試行錯誤を繰り返し実践してこられたのが文章から伝わります。 それにしても家業を継いで昔から農業されているのに太陰暦と農業のつながりを知らなかったというのには驚きました。 地域によって度合いは違うと思いますが、近代化で昔から伝えられてきた様々なことが断絶しているのだと感じました。2010/02/15

マーニ

0
循環の中で生きる。自分の物差しを循環にする。これからの生き方を教えてもらえた本でした。2014/03/01

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