叢書《制度を考える》<br> ルールに従う―社会科学の規範理論序説

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叢書《制度を考える》
ルールに従う―社会科学の規範理論序説

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  • サイズ A5判/ページ数 564p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757142367
  • NDC分類 301
  • Cコード C3030

出版社内容情報

哲学、社会心理学的実験、進化理論、社会学や経済学の知見を用いて規範問題についての基礎理論を構築し、社会科学を統合する。

社会科学においてもっとも基礎的な問題である規範問題について、哲学、社会心理学的実験、進化理論、社会学や経済学の知見を用い、基礎理論を構築する。社会科学を統合するまったく新しい試み。

第1章 道具的合理性
1.1 意思決定理論
1.2 イマン=モルゲンシュテルンの手続
1.3 社会的インタラクション
1.4 秩序の問題

第2章 社会秩序
2.1 道具的アプローチ
2.2 顕示選好理論
2.3 ルール道具主義
2.4 黙約
2.5 実験ゲーム理論
2.6 結論

第3章 義務的制約
3.1 社会規範
3.2 原理
3.3 世界ベイズ主義
3.4 社会的インタラクション
3.5 規範的コントロール
3.6 社会的統合
3.7 結論

第4章 志向的状態
4.1 言語論的転回
4.2 言語と意識の優先順位
4.3 私的言語論
4.4 規範性の諸源泉
4.5 記号論の凋落
4.6 理由を与えたり求めたりするゲーム
4.7 志向的状態
4.8 結論

第5章 選好の非認知主義
5.1 実践理性に関する懐疑主義
5.2 欲求イン・欲求アウトの原理
5.3 基礎づけ主義の問題点
5.4 基礎づけなしの実践的推論
5.5 規範に関する認知主義
5.6 実践的合理性に関するブランダムの見解

第6章 自然主義的パースペクティブ
6.1 利他主義の謎
6.2 互恵的利他主義
6.3 規範同調性
6.4 社会生物学に抗して

第7章 超越論的必然性
7.1 懐疑論的解決
7.2 懐疑論的解決の問題点
7.3 超越論的論証
7.4 論証
7.5 反論
7.6 結論

第8章 意志の弱さ
8.1 アクラシア
8.2 割引
8.3 応用
8.4 自己コントロール
8.5 意志の補綴学

第9章 規範倫理学
9.1 進化ゲーム理論の問題点
9.2 道徳と黙約
9.3 後黙約的道徳性
9.4 道徳的観点

【著者紹介】
トロント大学准教授(哲学&公共政策)。著書に『資本主義が嫌いな人のための経済学』(NTT出版)がある。

内容説明

道徳性こそ合理性の根本に存在する。ゲーム理論、分析哲学、社会心理学、認知科学、進化論等を駆使して繰り広げられる奇才ヒースによる社会科学者のための現代哲学入門。

目次

第1章 道具的合理性
第2章 社会秩序
第3章 義務的制約
第4章 志向的状態
第5章 選好の非認知主義
第6章 自然主義的パースペクティブ
第7章 超越論的必然性
第8章 意志の弱さ
第9章 規範倫理学
第10章 結論

著者等紹介

ヒース,ジョセフ[ヒース,ジョセフ][Heath,Joseph]
1967年カナダ生まれ。哲学者。トロント大学教授(哲学・公共政策・ガバナンス)。革新的な専門書から一般読者向けの本まで幅広い著書がある

瀧澤弘和[タキザワヒロカズ]
中央大学経済学部教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Iwata Kentaro

6
なぜ本書を買ったのか思い出せないが、とにかく面白かった。難解な大著なので精読はあとのお楽しみ。かなり刺激的。2023/04/07

Myrmidon

6
現代の哲学、社会学、経済学や進化生物学における非常に重要な文献であると思う。ざっくり要約すると、人間の合理性は、社会的種として進化的に獲得された模倣学習能力と、コミュニケーションツールとしての言語を習得して扱う能力によるものであり、道徳性も同じ能力から生み出されている。故に合理性から道徳性を区別・排除することは誤りである。また、道徳性は本質的に模倣学習によるものであるため、非常に複雑で各所で矛盾や衝突は起こりうる。これに何らかの基礎づけを提供しようという哲学・倫理学は方向性を誤っている。くらいか。2016/12/10

anaggma

3
なぜ人はルールに従うのか、それが不必要な場合や自らに不利益な場合であっても。という問題は永らく無視されるか、不当な形で扱われてきた。ルールに従うことに主観的効用を感じるのだとか、単に非合理なのだなどなどと。この本ではルールに従うということの適応行動論的な必然性だけでなく、人間の知性、功利性の源泉たる言語の発生にとっての必然性を明らかにすることにより、ルール遵守行動のメカニズムについて明晰な説明を与えている。底の浅い形での功利主義、進化生物学的な人間観に対しての洗練された応答が論争的な形で書かれた傑作。2017/11/11

Tatsuya Mizoguchi

3
5,800円もする高価な本ですが、お値段以上の価値がありました。 めちゃ面白いです。 哲学、経済学(ゲーム理論)、進化生物学、心理学などの幅広い知識体系の融合によって、「なぜ人は、社会規範を守るのか」に答えようとしています。 非常に高度な知識で書かれていますが、読みやすくする努力が見られます。 興味があれば、是非チャレンジしてほしい本ですね。2013/07/07

歩く

2
論点が幅広く、言い回しも難解。そのため、要約し難い。一応、人間モデルとして甚だ不適切と批判されるホモエコノミクス(強く賢い人間像)に代わる新たな人間モデルを提唱しているのだろう事は読み取れた。著者が提唱する新たな人間像のキーワードは「規範同調的性向」かな。あってんのか分かんないけど、これを凄く簡単に言えば、「人間には、「(道徳や言語を含む広義の)ルールに従え」と同調圧力をかけたり、訂正したり。また、自発的にルールに同調する生物学的な本能みたいなのが備わっている」みたいな。日を改めて、再読したい。2014/10/06

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