内容説明
地震、感染症、個人情報流出…身の回りに忍び寄る未知の恐怖。突然の危険に備えるために、今、何をすべきか。21世紀のセキュリティ問題に答える。
目次
第1部 現実化する潜在的脅威(社会環境が引き起こす脅威;グローカル化による脅威;まだら模様の高齢化からの脅威)
第2部 安心観と安心感(安心を揺さぶる脅威;時代とともに動く「安心」;高まるメディアへの依存;安心の原点は地域社会)
第3部 目指す災害に強い都市(都市住宅の防災;公共空間の安心・安全;減災に向けて)
第4部 さらなる安心社会を目指して(フェイルセーフを社会に組み込む;地域コミュニティの活性化;さらなる安心社会を目指して)
著者等紹介
長谷川文雄[ハセガワフミオ]
東日本旅客鉄道株式会社研究開発センターフロンティアサービス研究所所長、明治大学国際日本学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
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ダイジェスト版からの要約 将来はすべてのルールを把握できる人がおらず、何か問題があっても発見は困難になる。自分がいつか加害者になるかもしれないという認識も重要だ。飲酒運転、各種のハラスメント、ネットでの中傷などによって相手に不安感や被害を与えることは、実は誰にでも起こりうる。インターネットを利用しているときにウイルスチェッカーを導入せず、自分が感染したことに気づかずそのまま使い続ければ、通信相手に被害を拡大していくという事態も容易に起きる。自分の防御だけでなく、相手を加害しないという視点こそ、重要である。2018/06/20
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