NTT出版ライブラリーレゾナント
原日本の精神風土

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757141896
  • NDC分類 162.1
  • Cコード C0014

内容説明

アニミズム的世界観を仏教と融合し、新たな人間救済の宗教へ。記紀神話の源流を遡り、アジアの海に囲まれた日本列島の多様な精神世界を見つめる。

目次

第1章 ムスヒの神とグレート・マザー―日本神話とアジア
第2章 原日本のクニと中国・新羅―北部九州における神と仏の出会い
第3章 出雲の霊威とヤマト―巨木文化と神宝
第4章 旅する天孫族―穀霊・神・天皇
第5章 縄文の森と地母神―東国という精神風土
第6章 熊野―山海のカミと浄土
第7章 王朝と歌を生む山水―水と山の聖性と呪力
第8章 山と神と霊魂信仰―神仏習合を促すもの

著者等紹介

久保田展弘[クボタノブヒロ]
1941年東京生まれ。早稲田大学卒業。専門は比較宗教思想・文化論。東洋哲学・仏教を学んだ後、宗教の源流、多神教・一神教の特徴を探りながら、日本およびアジアの多神教世界、中東・バルカン半島などユダヤ教・キリスト教・イスラーム世界をフィールドワークする。現在、アジア宗教・文化研究所代表。一神教・多神教世界の思想を比較文化論的に著述(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jagrass03

0
実に購入から一年半積んでしまっていたのをようやく読んだ。この種の題材への興味が薄れた自覚はないけど、なかなか文章が頭に入らず、読書もリハビリが必要だなと思った。内容としては講座ノートを基本にしたらしく(p264)、著者が得意な原始日本の自然信仰に関して広すぎず浅すぎず語っている感じなのでリハビリ向けではあった。あと、気になって調べたら、著者の消息が2010年5月に出した新書以降ネット上で確認できないので少し心配になった。2015/12/03

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