内容説明
神聖ローマ帝国の政治的中心であった町の歴史にヨーロッパの精神的・文化的・政治的源流をみる。
目次
第1章 甦る中世ヨーロッパ
第2章 ドナウ河畔の文化景観
第3章 哲人皇帝、砦を築く―都市レーゲンスブルクの成立
第4章 皇帝と王の都市―カール大帝によるフランク王国の進出
第5章 祭壇画のマリア―中世のキリスト教文化
第6章 金貨と絨毯―皇帝マクシミリアン一世死後の政治的空白
第7章 レーゲンスブルクのゲーテ―詩人の見た風景
第8章 “帝国騎士”精神で改革にいどむ―領主司教ダールベルクによる都市刷新
第9章 帝国を駆け巡る郵便馬車―トゥルン・ウント・タクシス家の郵便事業
著者等紹介
木村直司[キムラナオジ]
1934年札幌生まれ。1959年上智大学独文科卒。1965年ミュンヘン大学Dr.Phil.現在、上智大学名誉教授、レーゲンスブルク大学客員教授、ドイツ文芸アカデミー外国会員、ウィーン文化学研究所(INST)副会長、レーゲンスブルク独日協会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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