NTT出版ライブラリーレゾナント
社会学入門一歩前

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757141636
  • NDC分類 361
  • Cコード C0036

内容説明

社会学する感覚をつかもう。入門の一歩手前から門から先の一歩前進まで。

目次

「なぜ社会について考えるのか?」という問いに対する“正しい答え”とは違う答え方
私の中の社会
主観的なことと客観的なこと
うたっているのは誰?
言葉の海、物の海、出来事の海
主体を生きること、身体を生きること
メディアの中に住む
第二の身体としてのメディアと技術
科学から魔術へ?
スター、カリスマ、独裁者
鏡と欲望
欲望を欲望する
つながり、あつまり、ちらばり
離れてあること、退きこもること
社会学は何の役にたつのか?
私の社会学

著者等紹介

若林幹夫[ワカバヤシミキオ]
1962年、東京生まれ。1986年、東京大学教養学部相関社会科学分科卒業。1990年、東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京工業大学助助手、筑波大学講師、同助教授、教授を経て、2005年より早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

4
具体的な社会学のテーマではなく、社会学者の頭の中または思想がよく伝わってくる内容。入門一歩前はうまい表現である。とは言え、やはり他の社会学の本をある程度読んで基礎知識がある方が本書の内容は頭に入ってきやすいだろう。難しいことをやさしい言い方で(やさしくはないが)書いてある。多くの考え方を学べたが最後の「社会学は何の役に立つのか?」の章が一番参考になった。 2016/10/15

k.ichihara

3
この中の「メディアと歴史」が現文Bの教科書に載っている。前後の文脈がわからないと理解できないわけではないが、読解が正確なのかどうか前後を見ることでより明らかになる。 基本的には構造主義の考え方を、実社会に則してわかりやすく解説している。巻末にあるおすすめ図書も読んでみたい。2018/09/24

潮見

2
若林幹夫さんに興味が湧いた。2013/02/26

高円寺

1
面白い!社会学入門にもなるし、知識を入れたあとに何を考えるか、つまり社会学に入門したあと「一歩前」に進む本にもなると。うまいタイトルだ2015/02/14

ピロロン

1
社会とはなんなのか?を学問する社会学であるけれども、その間口が色々ありすぎてどうすればいいのか分からないことが多い。というわけで、社会学入門の一歩前として書かれた本書は、入門して一歩前へ進むという為の本でもある。主観客観、言語、メディア、科学、カリスマ、欲望、つながり。様々な側面から一章ごとに分けられていて非常に分かりやすかった。個人的に「離れてあること、退きこもること」の章と最終章の手段的能動主義について、すごく思うところがあって面白かった。2012/11/10

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