NTT出版ライブラリーレゾナント
太平洋を渡った日本建築

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757141414
  • NDC分類 521
  • Cコード C0095

内容説明

アメリカ各地に点在する日本建築と日本庭園。だれが、いつ、なんのために?知られざる“アメリカン・ジャパニズム”発掘。

目次

アメリカには日本がいっぱい
最古の庭は、なんでもニッポンてんこ盛り―ゴールデンゲート・パーク・日本庭園(一八九四年~)
ロサンゼルス郊外に残る明治の家―ハンティントン図書館・日本庭園(一九〇三年~)
ハリウッドの“ニッポン・バロック”―ヤマシロ(一九一一年頃~)
ニューヨークの赤い鳥居―ブルックリン植物園・日本庭園(一九一五年~)
フランク・ロイド・ライトと日本―ユニティ教会(一九〇六年~)
カリフォルニアの蝶々夫人―ハコネ・ガーデン(一九一八年~)
世紀末ウィーンから来た日本―シンドラー・ハウス(一九二二年~)
昭和三〇年代が薫るアメリカの門前町―サンノゼ別院(一九三七年~)
ニンニク畑の日本屋敷―ギルロイ、旧平崎清邸(一九三九年~)
リトル東京のエジプシャンな仏教寺院―旧西本願寺羅府別院・現民主主義保存センター(一九二五年~)
強制収容所に咲いた花園―マンザナ戦時下日系人強制収容所跡(一九四二年~)
フィラデルフィアの書院造り―松風荘(元ニューヨーク近代美術館中庭内、日本家屋)(一九五四年~)

著者等紹介

柳田由紀子[ヤナギダユキコ]
1963年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専攻卒業。月刊誌『エスクァイア日本版』を経て、1989年新潮社入社。月刊『03』『SINRA』『芸術新潮』などの編集に携わる。1998年、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校及びスタンフォード大学でジャーナリズムを学ぶ。2000年新潮社退社。翌年よりアメリカに移住。日本の雑誌を中心にアメリカ発のリポートを寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Kazuo Ebihara

1
米国に残る19世紀後半から20世紀半ばまでの日本庭園や日本建築を訪ね、当時の時代背景から、その成り立ちや様式、関わった人々について探った。米国の西から東まで多くの建築遺産を訪ね、ライトや弟子のシンドラー、米国の建築家たちに日本建築が与えた影響を考察している。太平洋戦争下、10ヶ所の日系人強制収容所が造られた。ロサンゼルスから北へ350キロ離れた収容所には、日系人の手による日本庭園が作られたという。この章は衝撃的だった。 20年が経ち、この本の建築遺産はどれだけ残っているのだろうか。2024/02/28

i-miya

0
序 アメリカには日本がいっぱい、ハリウッド、武家屋敷、奈良ホテル、モダニストハウス、富裕層と日本庭園、フィラデルフィア万博、1876.05.10-11.10、エドワード・S・モース、大森貝塚 1876~、(写真)SF GoldenGate、パーク、萩原眞、第2 LA郊外明治の家、パサデナの黄金時代、マーシェ、ヘンリー・エドワード・ハンティントン鉄道王、河井藤一郎、ジョージ・ターナー・マーシェ、第3 ハリウッドの“ニッポン・バロック”、ヤマシロ1911、ジョー・プライス、コレクター、1951-52当時アパー2006/12/22

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