内容説明
アメリカ各地に点在する日本建築と日本庭園。だれが、いつ、なんのために?知られざる“アメリカン・ジャパニズム”発掘。
目次
アメリカには日本がいっぱい
最古の庭は、なんでもニッポンてんこ盛り―ゴールデンゲート・パーク・日本庭園(一八九四年~)
ロサンゼルス郊外に残る明治の家―ハンティントン図書館・日本庭園(一九〇三年~)
ハリウッドの“ニッポン・バロック”―ヤマシロ(一九一一年頃~)
ニューヨークの赤い鳥居―ブルックリン植物園・日本庭園(一九一五年~)
フランク・ロイド・ライトと日本―ユニティ教会(一九〇六年~)
カリフォルニアの蝶々夫人―ハコネ・ガーデン(一九一八年~)
世紀末ウィーンから来た日本―シンドラー・ハウス(一九二二年~)
昭和三〇年代が薫るアメリカの門前町―サンノゼ別院(一九三七年~)
ニンニク畑の日本屋敷―ギルロイ、旧平崎清邸(一九三九年~)
リトル東京のエジプシャンな仏教寺院―旧西本願寺羅府別院・現民主主義保存センター(一九二五年~)
強制収容所に咲いた花園―マンザナ戦時下日系人強制収容所跡(一九四二年~)
フィラデルフィアの書院造り―松風荘(元ニューヨーク近代美術館中庭内、日本家屋)(一九五四年~)
著者等紹介
柳田由紀子[ヤナギダユキコ]
1963年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専攻卒業。月刊誌『エスクァイア日本版』を経て、1989年新潮社入社。月刊『03』『SINRA』『芸術新潮』などの編集に携わる。1998年、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校及びスタンフォード大学でジャーナリズムを学ぶ。2000年新潮社退社。翌年よりアメリカに移住。日本の雑誌を中心にアメリカ発のリポートを寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kazuo Ebihara
i-miya