目次
世界秩序の崩壊と模索
1 世界の中の日本(破綻国家とPKO;国連平和維持活動;ODA、アフリカ、ヒューマン・セキュリティ ほか)
2 アジアの中の日本(北朝鮮とどう付き合うべきか;中国は新中華秩序をめざす;海洋国家の諸相)
3 日本の力を結集するために(日本外交の座標軸;日本の安全保障;議会と選挙の改革)
著者等紹介
北岡伸一[キタオカシンイチ]
東京大学法学部教授。1948年生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。プリンストン大学客員研究員、立教大学法学部教授などを経て、現職。2004~06年国連次席大使。専攻は日本政治外交史。主な著書に『清沢冽―外交評論の運命』(中公新書(増補版)、2004年、サントリー学芸賞)、『自民党―政権党の38年』(中公文庫、2008年、読売・吉野作造賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
4
著者の思い入れに満ちた本。悪くないが、ちょっと記述的なところが気になる。日本が常任理事国になることがどれだけ素晴らしいのか疑問も感じた。2019/03/26
Studies
2
現在の日本の安全保障に対する強い影響力を持つ学者の本であり、内容もよい。一読する価値がある。2015/03/22
メルセ・ひすい
1
14-77赤77 `08.01.18.大田経済相 世界の二流国に!政府の見解。一人当たりのGDP.がOECD加盟30カ国中18位。データー客観的視座…北岡論が無い。迷走する日本政治、混乱するアジアと世界。「政治」「外交」「安全保障」において、日本はいかに行動すべきなのか。今こそ自縄自縛を脱して、アジアと世界に向き合うべきなのである。具体的な記述が欠ける ではどうすればいいのかを書面を割いて論じるべき。2011/04/01
rebanira_itame_man
0
◎2013/09/28
夢仙人
0
日本の政治、外交及び防衛を考える上で大変整理された良書である。2011/08/30