新東亜論

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757140400
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0031

内容説明

東アジアの新しい秩序の構築の前にたちはだかる困難とは何か。

目次

起の章 二一世紀世界新秩序と東亜(二一世紀世界新秩序と東亜;東アジア共同体をめぐって)
承の章 新しい東亜(東アジアに形成された広域的経済圏;グローバル資本主義と東アジア経済;グローバル・ガバナンスへの代替的アプローチ;東アジアにおける地域主義への動き)
転の章 東亜文明の地域学(東アジア文明の構図―経済の領域から;陸のアジア―中華世界;海のアジア―東南アジア世界;日本―文明のかたちと経済システム)
結の章 東亜における地域統合は可能か

著者等紹介

原洋之介[ハラヨウノスケ]
1944年兵庫県生まれ。1972年東京大学大学院農学研究科博士課程修了。1976年農学博士。現在、東京大学東洋文化研究所教授。専攻は経済発展論、開発経済論、農業経済論
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感想・レビュー

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taming_sfc

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アジア経済史の大家による東アジア共同体および21世紀の東アジアについての考察。比較の観点を重視し、制度的分析から東アジアおよびASEANを多様な地域と判断し、多様であるからこそネットワーク的(マレー的)ガバナンスが有効であることを示し、EUとの比較の中でASEANおよび東アジア地域の特徴を炙り出す。現在の緊張したアジア国際関係を読み解く前提として、多くの学生に読まれるべき一冊。2016/08/26

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