インターネットの心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 325,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757140271
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0011

内容説明

インターネットの世界では、人は通常とは異なった行動をしたり、人間関係を築いたりする。なぜ、どのように人の知覚や行動は変わるのか、社会心理学の手法を駆使し徹底的に分析。

目次

第1章 心理学からみたインターネット
第2章 オンライン・ペルソナ―印象形成の心理学
第3章 オンラインにおける仮面と仮面舞踏会
第4章 サイバー空間の集団力学
第5章 集団間の葛藤と協力
第6章 フレーミングと争い―ネットにおける攻撃の心理学
第7章 ネットにおける友情と愛情―対人魅力の心理学
第8章 インターネット・ポルノの心理学的様相
第9章 タイム・シンクとしてのインターネット
第10章 ネット上の愛他主義―援助の心理学
第11章 ネットにおけるジェンダーの問題
第12章 インターネット・ライフを豊かに

著者等紹介

ウォレス,パトリシア[ウォレス,パトリシア][Wallace,Patricia]
メリーランド大学ロバート・H・スミス・スクール内にある知識・情報管理センターのエクゼクティブ・ディレクターを経て、現在、ジョンズ・ホプキンス大学の有能青年センターで情報サービス・教育技術のシニア・ディレクターを務める。CD‐ROMやインターネットを介した語学学習のためのアンネンバーグ・プロジェクト(公共放送のための協力組織)による助成研究の主任研究員を兼任している

川浦康至[カワウラヤスユキ]
1951年生まれ。東京都立大学人文科学研究科博士課程修了。電気通信総合研究所を経て、現在、横浜市立大学国際文化学部教授。専門はメディアとコミュニケーションの社会心理学

貝塚泉[カイズカイズミ]
1962年生まれ。東京都立大学理学部卒業。化学系企業の研究所勤務を経て、データベース開発、自然言語処理の応用研究等に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

8
2001年のインターネット環境なので現在とちがうが、やっていることは今も共通するとことがある。人は変わらないものだ。ネットの黎明期に中毒者は想定されていた。2016/09/09

うえ

5
「ギャンブラーにとってのブラックジャック、買い物をやめられない人にとってのブルーミングデール百貨店、薬物依存者にとってのコカイン。インターネットのある種の様相は、こうした組み合わせに匹敵する魅力をもっているのだろうか」「テクノロジーとしてのインターネットは動き続ける対象であったとしても、人間は、特定のタイプの環境に入り込んだら、予測どおりに行動するものだ」2016/05/06

くさてる

2
10年前の本だが、驚くほど有益で面白かった。ネットにおける人間の立ち振舞い方やその利用法、それによって変化する人間の心理状態や問題について、こんなに丁寧かつポイントを抑えた記述がしてある本を読めて、とても有難かった。ネットが人間の精神に与える影響については様々な意見があるだろうが、とりあえずこの一冊にその基礎は網羅されていると思う。2012/04/07

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