内容説明
“マクロ”な視点からの新しいアプローチ、KPI(重要業績指標)とは?地方での創業件数、UIJターンの就職者数、男性の育児休業取得率など、地方活性化の現状や将来の目標を分かりやすく伝えるための指標。
目次
序章 地方の魅力は人だ―働き方、暮らし方、生き方が変わる
第1章 KPIで読み解く地方創生
第2章 KPIの分析結果
第3章 産業振興と起業はすべての基本だ
第4章 地方に移住して魅力ある生活を
第5章 行政も婚活に一所懸命
終章 地方創生と日本の未来
著者等紹介
小川克彦[オガワカツヒコ]
慶應義塾大学環境情報学部教授。1978年に慶應義塾大学工学部修士課程を修了しNTTに入社。NTTサイバーソリューション研究所所長を経て、2007年より現職。工学博士。専門は、ヒューマンセンタードデザイン、ネット社会論
山口信弥[ヤマグチシンヤ]
日立コンサルティング公共コンサルティング本部ディレクター。自治体の業務改革・システム導入に関わるプロジェクトを経て、現在は地方創生やSociety5.0関連のコンサルティング業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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r_ymd
1
地方創生は日本が今後持続的に発展していく上では避けて通れない課題だと思うので,様々な人がこの本を読み,課題認識することが大切かもしれない. 地方創生の現状を自治体(主に都道府県)ごとにKPI (key performance indicator)の視点から分析し,高いKPIの示す自治体の事例を紹介している.何気なく見ているN*Kの地方ニュースなどで紹介される話題と関連しているなどし,自治体の努力が伺えた一方で更なるPR戦略の必要性を痛感した.2019/03/24
Ohe Hiroyuki
0
各地方自治体の地方創生の政策に関して概観した本である。▼多くの都道府県が採用している指標(KPI)を取り上げ、各都道府県がどのような目標を置いているのか、具体的にどのような政策を実施しているのかが紹介されている。▼特に指標の意義について分析されてはおらず、その紹介も概略だけであるため、本格的な分析は実際に個々の都道府県の政策を分析する必要がある。▼各都道府県が、どのような政策を実行しようとしているのかを知る手がかりになる本であり、有用である。手許に一冊置いても損ではないだろう。2017/11/11
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