出版社内容情報
国際金融のシステムをIMF(国際通貨基金)などの国際機関、G20のような制度がどう機能するか、現場をよく知る著者が概観する。
グローバル経済のモノの流れが「国際貿易」であるなら、カネの流れが「国際金融」の問題である。本書はその国際金融のシステムをIMF(国際通貨基金)などの国際機関、G20のような制度がどう機能するかを概観する。国際金融の現場をよく知る著者ならではの卓見が光る。
序 章 国際通貨制度とは何か
第1章 為替政策に関する行動規範
第2章 世界経済の相互依存
第3章 経済危機のメカニズム
第4章 国際金融協力の枠組み
第5章 揺らぐ既存パラダイム
第6章 国際金融アーキテクチャー改革
第7章 国際通貨制度の将来と日本の役割
【著者紹介】
1953年生まれ。国際通貨基金(IMF)独立評価局アシスタント・ディレクター。大阪大学経済学部教授を経て現職。著書に『入門 国際金融[第4版]』(日本評論社)などがある。
内容説明
グローバル経済を支える国際金融システムの全貌。IMF等の多国間主義、G20等の政府間主義、EU等の地域主義の変容を明らかにし、日本の影響力維持のために何が必要かを問う。
目次
第1章 国際通貨制度とは何か
第2章 為替政策に関する行動規範
第3章 世界経済の相互依存
第4章 経済危機のメカニズム
第5章 国際金融協力の枠組み
第6章 揺らぐ既存パラダイム
第7章 国際金融アーキテクチャー改革
第8章 国際通貨制度の未来と日本
著者等紹介
高木信二[タカギシンジ]
1953年生まれ。1983年、米国ロチェスター大学にて博士号取得後、国際通貨基金(IMF)勤務。1990年、大阪大学赴任。1995年、教授就任。2013年4月より、大阪大学名誉教授、IMF独立評価室アシスタント・ディレクター。この間、国際経済、マクロ経済を中心に、150以上の論文、編著書をおもに欧米にて公刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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