出版社内容情報
3・11以降のエネルギー問題を展望する!
東日本大震災・福島第一原発事故以降の日本のエネルギー環境・政策をいかに考えるべきか。原子力問題、電力改革、再生可能エネルギーからガス、石油、石炭まで広く現状を分析する。感情論を廃したリアルでポジティブな議論がいま、求められている!
序 章 エネルギー問題――求められる四つの視点
第1章 リアルでポジティブな原発のたたみ方・再論
第2章 電力改革とビジネスモデルの転換
第3章 再生可能エネルギー普及への課題
第4章 省エネが地球を救う
第5章 天然ガスシフト実現への課題
第6章 逆転の発想がもたらす石炭の高度利用
第7章 石油産業の競争力強化と成長フロンティア
第8章 分散型エネルギー・LPガスの再評価
終 章 エネルギー政策とエネルギー産業のゆくえ
【著者紹介】
1951年生まれ。一橋大学商学部研究科教授。著書に『原子力発電をどうするか』(名古屋大学出版会)、『「希望学」日本再生への道』(化学工業日報社)などがある。
内容説明
現実的な“解答”はあるのか総合的視点から核心に迫る。東日本大震災以降、日本のエネルギー政策は大転換を迫られているエネルギー産業の現状と歴史を踏まえ、問題の見取り図を提示する。
目次
序 エネルギー問題―求められる四つの視点
第1章 リアルでポジティブな原発のたたみ方・再論
第2章 電力改革―3・11後のあるべき姿
第3章 再生可能エネルギーの課題
第4章 省エネが地球を救う―「省エネ先進国」日本の役割
第5章 天然ガスシフト実現へ―シェールガス革命後
第6章 石炭の高度利用―エネルギー政策の重要な柱
第7章 石油産業の競争力を強化する―克服すべき二つの弱点
第8章 LPガスの再評価―分散型エネルギーの強み
終章 エネルギー問題展望
著者等紹介
橘川武郎[キッカワタケオ]
1951年和歌山県生まれ。一橋大学大学院商学研究科教授(経済学博士)。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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