出版社内容情報
就職・結婚・政治は幸福にどう影響しているのか?最新の計量分析の手法を用いて幸福度を計測し、私たちの幸福について考える。
最新の計量分析の手法を用いて幸福度を計測する「幸福の経済学」の主な成果と新しい展開をまとめた研究書。偏った印象論で幸福を語るのではなく、パネルデータと要因分析によって、多角的に私たちの幸福について考える。
第1部 幸福度研究の主要な成果
幸福度研究とはなにか
所得は幸福度にどのような影響を与えるか
失業は幸福度にどのような影響を与えるか
第2部 幸福度研究の新しい展開
民主主義は人を幸福にするのか
自営業のほうが幸福度が高いのはなぜか
結婚することで人は幸福になるのか
テレビをみることで人は不幸になるか
なぜ消費でミスをするのか
第3部 幸福度と政策
幸福を高める政策はあるか
幸福を高める政治体制はあるか
経済学の革命 など
【著者紹介】
チューリッヒ大学経済学教授。著書に『幸福の政治経済学』(共著・ダイヤモンド社)などがある。
内容説明
「幸福」は何によって決まるのか?私たちの「幸福」を計測することはできるのか。経済学の理論、測定、政策に新たな知見をもたらす。
目次
第1部 幸福度研究の主要な成果(幸福度研究とはなにか;効用と幸福度;所得は幸福にどのような影響を与えるか;失業は幸福にどのような影響を与えるか;インフレ、格差と幸福)
第2部 幸福度研究の新しい展開(民主主義は人を幸福にするのか;なぜ自営業とボランティアは幸福なのか;結婚することで人は幸福になるのか;テレビの見すぎで不幸になる?;プロセスの効用をはかる;なぜ消費でミスをするのか;公共財の便益をはかる)
第3部 幸福度と政策(幸福度を高める政策はあるのか;政治体制で幸福度は高まるのか;経済学の革命)
著者等紹介
フライ,ブルーノ・S.[フライ,ブルーノS.][Frey,Bruno S.]
1941年スイス・バーゼル生まれ。1965年経済学博士(バーゼル大学)。1977年よりチューリッヒ大学実証経済研究所教授。専門は政治経済学であるが、環境、美術、心理、テロ等の経済分析で幅広く活躍している
白石小百合[シライシサユリ]
1963年生まれ。1986年上智大学外国語学部卒。2004年慶應義塾大学経済学研究科博士課程単位取得退学。2006年経済学博士(大阪大学)。日本経済研究センター副主任研究員などを経て、横浜市立大学国際総合科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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