内容説明
株主の「利益」か、社員の「幸せ」か、「カネ」で「ヒト」は、支配できるのか、そして、会社の命運を決める「企業価値」とは。価値志向経営(VBM)の観点から考察するM&A新経営論。
目次
序論 混迷社会の外部戦略としてのM&A
第1章 成熟化と経営テーマとしてのM&A
第2章 VBM規範とM&A
第3章 企業戦略論から見たM&A
第4章 財務戦略論から見たM&A
第5章 組織論から見たM&A
第6章 M&Aの組織実態論
著者等紹介
中村聡一[ナカムラソウイチ]
米国留学を経てM&A専門会社に入社。当時M&Aはまだ珍しく、企業担当者と手探りでこなしているうちに、国内外多くのディールに携わる機会に恵まれた。ベンチャー投資・PEビジネス、投資顧問やリスクマネジメント及び不動産証券化など、M&Aのほかにも企業ファイナンス分野で幅広くプロジェクトやリサーチ活動に従事。国際会計事務所(KPMG)や投資銀行、独立系アドバイザー会社などの主要ポストを歴任。ストラテジックデューディリジェンス研究所(SDD研究所)主席研究員。コロンビア大学大学院修了
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