内容説明
ロシアを理解するためには社会主義時代のソ連はもちろんのこと、社会主義時代以前の帝政ロシアについてもある程度把握しておく必要がある。帝政ロシアの社会が持っていた様々な特質は、のちにソ連体制を生み出す一因となっており、更に言えば今日のロシアの姿は社会主義時代以前、帝政ロシアへの先祖返りという側面も持っているからである。
目次
第1章 プーチン政権の歴史的位置
第2章 ロシア史への実感的視点
第3章 ゴルバチョフからエリツィンへ
第4章 ロシアはプーチンをどう迎えたか
第5章 プーチンのロシア
第6章 プーチンの内外政策を読む
第7章 プーチンの政治改革
第8章 プーチンの対外戦略と日露関係