ビジネスモデル特許戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757120402
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C0030

出版社内容情報



原著のタイトルである「屋根裏のレンブラント」は、これまで見過ごされてきた知的財産の資産価値を、死蔵された名画に喩えたものである。このタイトルが示すように、本書はビジネス方法の特許について解説したものではなく、知的財産に関連する経営戦略の課題を幅広く取り上げている。

 企業やコミュニティーの活動の本質は、知識の創造、活用、蓄積からなるダイナミックなプロセスである。しかし、この本質は、われわれの目には見えないことがある。知識は、科学の公式や製品の仕様書のように書かれたものとしての形をとるばかりではなく、言葉にはできない技能やものの見方、あるいは慣習の中にも埋め込まれているからである。
 知識科学は、そのような知識の重層的な構造を解明するとともに、書かれざる知識に形を与え、組織的に共有できるモデルを作り、さらには新しい知識を創造するメカニズムの構築を目指す。それは、見えない本質に光を当て、企業やコミュニティーに未来を切り拓くための変革の視座に立つことに他ならない。

内容説明

「特許」がなければ会社は潰れる。全世界に先駆け本邦初訳。アメリカ最新事情から学ぶ、ニューエコノミー時代を勝ち抜く必須条件。

目次

第1章 新たな競争の場
第2章 失われた特許戦略の復活
第3章 新たな経営層によるチャレンジ
第4章 特許プランで研究開発を一層強化
第5章 特許発掘で経営強化
第6章 特許マッピングで戦略開発
第7章 インターネット特許戦争での生き残り

著者等紹介

クライン,デビット[Kline,David]
特許や電子商取引を得意とする経営コンサルタントである。米国PBS放送のラジオ番組Marketplaceコメンテーターであり、「Road Warriors」の著者でもある

リベット,ケビン・G.[Rivette,Kevin G.]
オリジン・システムズ社の共同設立者であり現会長でもある。同社は、知的財産の管理用ソフトウェアを開発している。元特許弁護士であり、特許の戦略的活用方法について造詣が深い

荒川弘煕[アラカワヒロキ]
1946年生まれ。69年北海道大学工学部電気工学科卒業。71年北海道大学大学院修了。同年日本電信電話公社入社。武蔵野・横須賀の電気通信研究所にて、文字認識・分散処理装置の研究開発に従事。工学博士。NTTデータにて、マルチメディア技術センタ所長等を歴任。現在、NTTデータ取締役・技術開発本部長兼COEシステム本部副本部長。R&Dの専門家としてマネジメントに取り組む一方で、多数の大学の客員教授を務めるなど技術者の育成・指導にも定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くりりんワイン漬け

3
出版としては古いものの、いまnew normalにおける事業を検討するにあたっての検討要素として今一度読んでおくべきリファレンスです2021/02/19

tomokogi

0
ネーミングがもっと良ければ、知財に関わる人、全般に受け入れられたはずの本だと思います。本は、企業における特許の重要性が理解できますが、作者の考えは、ちょっと、パテントトロールにつながる流れを作った人のような気もします。2009/07/02

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