内容説明
本書は、日本企業が蓄積してきた技術資産を、利益を生む製品、またサービスに変換する「価値創造の方法論」を読者に提供することをその目的とする。まず、著者が二一世紀のモノづくりの価値創造に対して一定の仮説を立て、その後に、その仮説から現状を観察し、そこに二一世紀モデルの先行事例として浮かび上がる産業分野、個別プロジェクトを分析するというアプローチを採用した。
目次
第1章 デジタル価値創造―ポスト工業社会のモノづくり
第2章 見えない未来へのアプローチ―仮説の形成とその実践
第3章 知識ベースの製品開発―3D‐CADとボーイング・モデル
第4章 デジタル・コンテンツの生成―パラッパラッパー・モデル
第5章 何がどう変われるのか―二一世紀日本のモノづくり