クリエイティブ・コモンズ―デジタル時代の知的財産権

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  • サイズ A5判/ページ数 166p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757101524
  • NDC分類 507.2
  • Cコード C0055

内容説明

情報やコンテンツがインターネットの普及によって爆発的な広がりを持つことが可能となった現在、「コピー=悪」のままでよいのか?デジタル時代のあらたな情報共有の形を、世に問う。

目次

序章 デジタル時代の創造性をめぐる挑戦
第1章 自由な文化に向けて
第2章 クリエイティブ・コモンズとは何か?
第3章 CCJPとCCの違い
第4章 コモンズのための著作権法の基礎理論
第5章 デジタル創作物の電子的権利制御
付録 クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの発足と課題

著者等紹介

レッシグ,ローレンス[レッシグ,ローレンス][Lessig,Lawrence]
クリエイティブ・コモンズ理事会チェアマン。スタンフォード大学ロースクール教授であり、同大学のCenter for Internet and Society設立者でもある。2002年、『Scientific American』誌から50人のトップ・イノベーターの1人に挙げられる。イエール大学にて法学博士号(J.D.)を取得。シカゴ大学、ハーバード大学を経て、スタンフォード大学にて憲法、契約法、サイバー法の教鞭をとる

林紘一郎[ハヤシコウイチロウ]
情報セキュリティ大学大学院副学長・教授、慶応義塾大学客員教授。元NTTアメリカ社長。経済学博士、博士(法学)。専門は、技術標準や知的財産、メディアのあり方などをめぐる法と経済学、インターネットの自由と規律、セキュリティ法など

椙山敬士[スギヤマケイジ]
弁護士。虎ノ門南法律事務所所属。専門は知的財産権、コンピュータ関連法、渉外事件。法とコンピュータ学会理事、日弁連知的所有権委員会委員長、著作権法学会理事

若槻絵美[ワカツキエミ]
弁護士。牧野総合法律事務所所属。国立情報学研究所非常勤研究員

上村圭介[カミムラケイスケ]
1997年、大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。1997年より国際大学グローバル・コミュニケーション・センターに勤務。2003年より財団法人国際情報化協力センター客員上席研究員。これまで、マルチメディアマークアップ言語に関する標準化、インターネットアプリケーションの分析やブロードバンド動向調査、ネット・コミュニティに関する調査研究、ソフトウェア・プログラムの多言語化に関する研究に従事

土屋大洋[ツチヤタイヨウ]
慶応義塾大学総合政策学部助教授。国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員研究員。富士通総研経済研究所客員研究員。1999年、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄路のほとり

1
これもCCの勉強で読んだ本。CCJPへの移植を担当された若槻先生のご苦労はただならぬものがあっただろうと思いました。2016/10/05

抹茶ケーキ

0
クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの人たちが書いたCCの布教書。翻訳する時にどういうことに注意したかとか、その意義とか。CCのいいところとして、誰かがギターを弾いて、その上に別の誰かがバイオリンを被せたみたいな話があったけど、そのぐらいしかできないんだったら別にCCとかいらないよなと思った。そのぐらいのことならニコ動でいくらでもやられてるし。他にもいいところがきっとあるんだろうけど。2017/02/17

mura

0
久しぶりに読み返す。性善説とも言われるが知財の方向性として一つの解だと思う。2010/03/12

a.k.a.Jay-V

0
ローレンス・レッシグの名前が明記されてたので購入したが、日本におけるCCの導入についての専門書。法ではなく運動と言う箇所にしっくりくるが、大半は過去判例の解説やらで、レッシグも講演会の活字化のみ。2021/11/20

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