艶笑 新「いろはカルタ」―死ぬ気のない困り者

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784756923066
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

人生は国の歴史と同様で偶然の連続である。だから何があるかがわからないのが人生で、それだけに生きていくことは戦慄とときめきの連続だが、それを評価できるのは、その時々か、老境に入ってからか、それとも棺桶に片足を入れたときか。それをも人それぞれなのが“人生の妙味”といえば言えるかもしれない。

目次

“い”一寸先は闇(京)“新い”いろいろあるのが人生
“ろ”論より証拠(江)“新ろ”露命、さまざまにつなぐ
“は”針の穴から天井のぞく(京)“新は”はじめての記憶、夢のごとし
“に”憎まれっ子世にはばかる(江)“新に”睨みつけるは野暮のうち
“ほ”仏の顔も三度(京)“新ほ”墓前の顔に悪相なし
“へ”下手の長談義(京)“新へ”兵法に冗漫なし
“と”年寄りの冷や水(江)“新と”泥縄の健康法けがのもと
“ち”地獄の沙汰も金次第(京)“新ち”弔辞の中身も手かげんし
“り”律儀者の子沢山(江)“新り”略奪して子を増やし
“ぬ”糠に釘(京)“新ぬ”ぬるま湯の熱燗
“る”瑠璃も玻璃も照らせば光る(江)“新る”るつぼに熱を加える
“を”鬼も十八(京)“新を”愛しむ子ばかりでない親の鬼心
“わ”割れ鍋にとじ蓋(江)“新わ”わけがわからぬ老夫婦
“か”蛙のつらに水(京)“新か”改心は夢のまた夢
“よ”夜目遠目笠のうち(京)“新よ”容姿端麗マスク美人
“た”旅は道づれ世はなさけ(江)“新た”内裏雛も節句のうち
“れ”良薬は口に苦し(京)“新れ”歴史を塗り替える
“そ”惣領の甚六(江)“新そ”雑巾がけも親心
“つ”爪に火を灯す(大)“新つ”唾を吐くのももったいない
“ね”念には念を入れ(江)“新ね”寝ても覚めても習い物〔ほか〕

著者等紹介

不破俊輔[フワシュンスケ]
1942年生まれ。早稲田大学商学部卒。現住所、北海道滝川市(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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