出版社内容情報
中学英語を、認知言語学を下敷きに「気持ち」から理解できるよう解説します。
英語学習を始めた頃に疑問を持ったことを「これはこういうルールですから覚えましょう」といなされることで英語嫌いになる人は多いものです。
「どうして?」の問いに丁寧に答えつつ、理詰めにならないよう、やさしく教えてくれます。
内容説明
認知言語学を、知っていますか。世界には、いろいろな人がいて、いろいろな言葉をしゃべっています。その言葉を話す人たちの気持ちや、ものごとのとらえ方が文の作り方や、単語の意味に大きく関係しています。英語を話す人の気持ちがわかったら、英語の世界に入っていける。この本で、認知言語学を通して見た英語を楽しんでみてください。
目次
1 基本的な文の形を理解しよう
2 aとtheと複数形を理解しよう
3 whatとwhoと前置詞を理解しよう
4 一般動詞とdoとdoes
5 脇役だけど重要な知識
6 現在形と過去形のイメージ、文型が言いたいこと
7 ややこしい疑問文の語順
8 意見・気持ちを表したり、お願いしたりする文
9 不定詞と動名詞の違いを知る
著者等紹介
時吉秀弥[トキヨシヒデヤ]
兵庫県出身。神戸市外国語大学外国語学部英米語学科卒。米国ルイジアナ州チューレン大学にて国際政治を学ぶ。落語家の弟子、ラジオパーソナリティなどのユニークな経歴を持ち、予備校では20年以上にわたり大学受験生を教える。東京言語研究所にて池上嘉彦東京大学名誉教授、西村義樹東京大学准教授(当時。現教授)、尾上圭介東京大学教授(当時。現名誉教授)、上野善道東京大学名誉教授らのもとで認知言語学、日本語文法、音声学などを学び、2010年、同所で理論言語学賞を受賞。現在(株)スタディーハッカーでシニアリサーチャーを務めつつ、同社制作のYouTubeチャンネル「時吉秀弥のイングリッシュカンパニーch」にて英語学習法や英文法の解説を発信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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