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出版社内容情報
チームのメンバーみな疲れてギスギスしている、
上司や部下の言ってることがよくわからない、
数字ばかり押しつけられて希望が見いだせない、
リーダーとメンバーの間に果てしなく深い溝がある……
そんなチームでは、目標達成はおろか
危機対応も、通常稼働もおぼつきません。
ビジョンを共有し、心理的安全性の高い、強いチームを作るために
ビジョナリーチーム、アドラー、カウンセリング等の理論と
リクルートでのチームや企業経営の現場、年間300回登壇し大小含め企業の中に入って指導してきた見識とで
常勝チームを作る手法とコツを教えます。
1年後まで予約がとれない人気コンサルタントの
今ある人員で見違えるように輝かせる組織運営の術をご堪能ください。
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はじめに
私が初めて管理職になったのは30歳、リクルート社でのことです。
当時の私は、リーダーが何をすべきかをまるで知りませんでした。そして、たくさんの「やってはならないこと」をやり続けました。メンバーの声を聴かず、自分の考えばかりを押しつけたのです。
すると、あっという間にチームの雰囲気が悪くなり、業績も急降下。私はメンバーを責め、自分を責めました。やがて会社に行くのが恐くなっていった私は、人生で初めて心療内科の門を叩き、医師からうつ病と診断されました。私の管理職経験は惨憺たる失敗から始まりました。
本書はそんな失敗だらけの私が、失敗をもとに気づいたこと。たくさんの先輩や先達からの教えを実践することで手応えを感じたことなどをまとめた、いわば「しくじり先生」によるリーダー入門書です。
想定した読者ターゲットは「あの頃の私」です。「もっと早く知っておきたかった」「これをわかっていればあの失敗はなかった」そう思える内容に仕上げました。悩めるリーダー、成り立ての新米リーダーのお役に立てれば幸いです。
小倉 広
内容説明
「若手と言葉が通じない」「メンバーがついて来ない」空回りするリーダーが成果を出すために、まずすべきこと。
目次
リーダーの心得
チームの信頼関係を築く
チームの仲間とビジョンを描く
チームのナンバー2を選び育てる
コミュニケーションの装置をつくる
チームの勝ちパターンをつくる
計画→実行→検証→仕組み化のサイクル
チーム仕事の段取り
モチベーションが上がる仕掛け
自立自走する主体性
1つ上のリーダーになる
著者等紹介
小倉広[オグラヒロシ]
公認心理師。“経営に心理学を”株式会社小倉広事務所代表取締役。青山学院大学卒業後、新卒でリクルート入社。就職情報誌の事業企画、商品企画、営業企画、編集部、組織人事コンサルティング室課長など主に企画畑で12年過ごす。その後、現東証一部上場のソースネクスト常務取締役、コンサルティング会社代表取締役などを経て現職。自らの失敗を赤裸々に語る体験談と心理学の知見に裏打ちされた論理的内容、さらにはオンライン研修を知り尽くした飽きさせない腹落ちのカリキュラムで人気を博し、年300回を越える講演、研修に登壇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。