出版社内容情報
言葉自体は知っているのに、ほとんどの人がその中身をよく知らない「相対性理論」。
時空の歪みに宇宙の彼方の話まで、世にも不思議な理論を、身近な事象を交えてわかりやすく解説しました。理系に苦手意識がある方にもおすすめです。
内容説明
相対性理論はどんな学問なの?光の速さは常に同じなの?高速で移動すると、年を取るのが遅くなるの?「質量」と「エネルギー」は同じものなの?「アインシュタイン最後の宿題」って?物理学の「真骨頂」をやさしく説明!
目次
第1章 相対性理論とは
第2章 相対性原理の基礎
第3章 光速不変の原理
第4章 光速では時間が遅れる
第5章 光速では長さが縮む
第6章 エネルギーと質量は同じもの
第7章 重力と時空のゆがみ
第8章 粒子性と波動性
第9章 宇宙を構成する物
第10章 ブラックホール
第11章 宇宙の未来
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
18
図書館本。相対性理論で苦労していて、なんとなく、こんなものかと思い始めたところで手に取った。書名の「3時間でわかる」は私には無理だったけれど、たぶん6時間ほどで読了。この本、ありがたいくらいに分かりやすい。こうです、こうういう意味ですと、きちんと断言してくれるから、迷いなく「そうなのですね」と読むことができる。重量と質量の違い、こんなところでもフリーズしていた私だけど、この本のおかげで、ひとつハードルを越えた感じ。良書だと思います。2024/03/22
spatz
5
「ちょっとむずかったです」(14歳男子) 「でも知らないちしきばっかで面白かったです」2021/10/22
mstr_kk
4
きわめて雑に作られた本だなーという印象です。章立ても必然性がないし、わかりやすくもなく、記述に信頼が置けません。参考文献にまで誤字があるのは失礼のきわみで、筆者も出版社も反省したほうがよいと思います。2022/11/11
いるか
3
「3時間」で相対性理論を理解するのは、私には難しかった。量子論に触れている章もあって、それはそれでもっと詳しくわかりやすくしてもらえたらなと思った。2022/01/27
fumika3003
1
プロジェクト・ヘイル・メアリーを読んで相対性理論に興味を持って読んでみたが、むずかしいですね。電車の中と外で観測した時に違うんだぞという思考実験は別の本でも読んだんだけど、なんとなーく分かったような気がするが分かってないだろうな……。また機会があればチャレンジします。2023/12/03