出版社内容情報
私たちの身の回りには、「放射線」があふれています。宇宙や人体、食べ物からも飛んでいて、レントゲンや病気治療にも活用されています。工業製品や農業への応用はもちろん、原発や原爆にも使われています。
放射線は身近にあふれているのに学ぶ機会が少なく、誤解に満ちていて、ときに不必要な不安や恐れをもたらすこともあります。では実際のところ「放射線」って何なのでしょうか? 本書は前知識なしの読者でも読めるわかりやすい解説で、放射線の世界へご案内します。
内容説明
放射線と放射能の違いって?どうやってがんを治療する?どのくらい被ばくしたら危険なの?ゴーヤーは放射線のおかげで食べられる?高度1万メートルの放射線量は地上の100倍もある?筋肉が多いほど放射能が強い?放射線でどうやって病気を診断するの?放射線を浴びたら影響はどのくらいあるの?福島とチェルノブイリの原発事故はどう違うの?思わずだれかに話したくなる。放射線の不思議が丸わかり!
目次
序章 「ほうしゃせん」って何?
第1章 放射線と放射能のきほんを学ぼう
第2章 身近にあふれる放射線と放射性物質
第3章 放射線を浴びるとどうなるのか
第4章 放射線と放射性物質のいろいろな利用
第5章 原発のしくみと福島第一原発事故
第6章 原子炉と放射線の事故・事件
著者等紹介
児玉一八[コダマカズヤ]
核・エネルギー問題情報センター理事。1960年福井県武生市生まれ。1980年金沢大学理学部化学科在学中に第1種放射線取扱主任者免状を取得。1984年金沢大学大学院理学研究科修士課程修了、1988年金沢大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士、理学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Moeko Matsuda
ozsh
にげねこ