内容説明
管理職受難の時代である。長引く景気低迷の中で、利益どころか売上を確保することさえ困難な状況にあって、この春(平成22年4月)から、新労基法施行の下、人件費圧力がより一層強くなってきた。さらにワークライフバランスが叫ばれる世の中になり、さらに残業への風当たりが強まってきた。そんなビジネス現場を統括する一番の役職が「課長」であるから大変な時代になってきた。本書は、経営コンサルタントと産業心理カウンセラーという立場で、様々な現場に接してきた著者が、残業削減(生産性向上)活動の中で奮闘する課長たちに焦点を当て、その姿(仕事)を浮き彫りにしたものである。
目次
第1章 「残業ゼロ革命」―そのとき課長はどうするか
第2章 こんな会社は成果も上がらず残業もなくならない
第3章 残業する部下、しない部下
第4章 部下の「仕事脳力」を高める
第5章 ムダな残業を撲滅する改善ノウハウ
第6章 それでも削減できない残業にどう対処するか
著者等紹介
鈴木康央[スズキヤスオ]
外資系コンサルティング会社で経営コンサルタントの後、大手・中堅企業にて、マーケティング開発室長、能力開発室長を歴任し、現在企業研修講師。専門は産業心理学。心理カウンセラー、セラピスト、農事コンサルタント、ノンフィクション作家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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