内容説明
倒産の危機に至ったら、どのような優先順位にしたがって、持てるキャパシティを最大限に活かして処理するか。孤独な中小企業経営者が本当に欲しいアドバイス。
目次
第1部 倒産に至る経緯―どこまで行くと戻れなくなるのか(CD販売業の先細り―財産問題、商工ローン問題、再起問題を抱えながら;土木建設業の頓挫―着工中の物件、連鎖倒産のおそれ、社長の老後問題を抱えながら;広告代理店の限界―手形の不渡問題、ヤミ金融問題、社員の造反問題を抱えながら ほか)
第2部 倒産の実態―倒産以外の選択がなくなって(倒産とはどういうことか;倒産の種類と選択)
第3部 倒産処理の実務―関係者と債務・再起問題を抱えて(CD販売業、黒川さんの倒産―財産問題、商工ローン問題、再起問題を抱えながら;土木建設業、赤井さんの倒産―着工中の物件、連鎖倒産のおそれ、社長の老後問題を抱えながら;広告代理店、白木さんの倒産―手形の不渡問題、ヤミ金融問題、社員の造反問題を抱えながら ほか)
著者等紹介
内藤明亜[ナイトウメイア]
経営危機コンサルタント。1946年4月東京都中野区に生まれる。東京育ち、東京在住。多摩美術大学付属多摩芸術学園映画科を中退し、広告・マーケティング業界に身をおく。サラリーマンを10年、事業経営(規模は年商四億円、社員は二十名ほど)を15年、その会社を1994年11月に倒産させ、翌年から経営危機管理のコンサルタントをはじめる。キャリアは13年半、対応した件数は600件を超える。10年ほど前に『TIME』に「This Business Guru’s Key Credential:He Went Belly Upこのビジネス指導者が信任される理由:彼はへこたれなかった」と(もちろん英語で)紹介されたことがある。現在、新宿区西新宿に事務所をもち、経営危機に陥った経営者の相談にのっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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