内容説明
デザインを「視覚マーケティング」としてとらえ、ビジネスに活かすための実用書。
目次
第1部 少ない投資で大きく儲けるデザイン戦略(デザインで「商品・サービス」力を上げる;デザインで「価格」を上げる;デザインで「売上」を上げる;デザインで「顧客満足度」を上げる;デザインで「公告・宣伝」効果を上げる;デザインで「マネジメント」を変える)
第2部 デザイン・センスを磨く5つのポイント(文字―デザインの「人格」は9割「文字組」で決まる;レイアウト―機能を理解して、感覚的効果まで狙う;配色―可能性とモチベーションの切り札;トーン&マナー―知られざる“プロフェッショナル”の世界;コピー―最強のパートナー)
著者等紹介
ウジトモコ[ウジトモコ]
多摩美術大学デザイン科卒業。広告代理店、プロダクションにて、三菱電機、日清食品、服部セイコーなど大手企業のクリエイティブを担当。1994年独立。大手上場企業の女性向け商品やブランド品の販促に携わるかたわら、CI、WEB連動をふまえた中小企業のマーケティング・ブランディングに従事。ビジュアルディレクターとして数多くの企業の新規事業開発、事業転換期のデザイン戦略を立案。視覚戦略を駆使したパフォーマンスの高いクリエイティブに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤山 博史
3
★人は”デザインされているもの”と”されていない”を意識しておらず、好き、高級などと”クラス”で表現する★デザインは未来を見据える。勝手に働いてくれる→デザインが顧客を誘因する★ターゲットを絞ってアプローチする★トンマナ=世界観・雰囲気★そのブランドを所有する顧客が求めているトンマナの最適解を表現する★デザインはコミュニケーション★食べることとデザインの共通点★クラス×タイプ★余白と文字組を変えるだけでクラスが劇的に変わる★情報が2つある場合はサイズにメリハリをつける2022/01/21
かりん
2
4:なんとなく粗い感じ。他とは違う視点をいくつか得た。“デザインされているモノ”は、“デザインされているモノ”としてではなく、“好きだ”という好みや“高級だ”というクラスで認識される。消耗品ではなく資産。トーン&マナー。デザインで価格を上げることは、誰かの負担を増やすことではない。デザインか機能かの無意味な二者択一。先に対象の反応を決める。驚かせる、感心する。社内のツールにお金がかかっている会社の緊張感。2009/08/29
あきら
1
20210047 トーンアンドマナーや文字組みの持つチカラがここまで強いとは思っていなかった。古めの本だけど書いてあることは基本的なことなので、この考え方を土台として持っておかないとな。ウジさんの別な本も買ってあるので読まないと。2021/06/11
m k
1
とっても役に立った。所属している団体の広報担当をしているものとして、もっと早くに読んでいたかったと思う。デザインが自分の団体にとってどれほど重要なものなのかを痛感した。 自分の団体のターゲットをクラス、タイプで分析。自分の団体のトーン&マナーの構築。自分の団体をどのようにプッシュしていくのか方向性が定まった。これからやりたいことがどんどん膨らんだ。自分の団体のブランディングをしていきたい。2020/04/02
プシオ
1
デザインを勉強するひとも、そうでない人も読んで損のない作品と感じました。2012/12/02




