内容説明
「DNA」という言葉は知ってるけど意味はわからない。「遺伝子操作を知らずに、人類の明日は語れない」。と言われても、いまさらイロハからやり直すのもめんどう。という人でも愉しみながら生命科学の基本から、ニュースや新聞を賑わしているテーマまで、教養として理解できるレベルに述べた一冊。
目次
1 『遺伝子情報』全盛時代に社会はどう変わる?
2 クローン動物とクローン人間について
3 遺伝子レベルの診断と治療
4 「遺伝子組み換え食品」と「環境ホルモン」について
5 『新種動物の創造計画』と『絶滅動物の復活計画』
6 人類を脅かすもの…耐性菌、未知のウイルス、そして未知の生物
7 『生命科学』と『生命倫理』を皆が考える時代
著者等紹介
斎藤悠貴[サイトウユウキ]
生命科学研究家・言語異文化研究家。1964年神奈川県生まれ。国立群馬大学工学部(生物化学工学)中退。臨床検査技師、バイオ技術者の資格取得。国立のバイオ系研究機関や大学病院の研究室にて種々の生物学研究(病理組織標本の作成、細胞・組織培養、細菌培養、院内感染追跡調査、血管吻合手術、肝臓移植実験など)の経験を有する。その後、「生命科学」「深層心理学」「古代言語」「異種文化」「発明特許」などの分野で、サイエンス系フリーライターとして独立。また、実験コーディネーター、企画アドバイザー、発明技術コンサルタントとして活動するかたわら、企業やTV番組制作側等から科学的調査の嘱託依頼を受けて、種々の未知・未解明・未踏領域の研究・調査・取材を行う。現在は「生命医科学研究家」「言語異文化研究家」として、著作講演活動を展開
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