内容説明
ｅ‐ビジネスは「先行勝ち逃げ」と言われてきました。だからこそ、ここ５年の間に先をあらそって、いろんな企業や商店や個人がｅ‐ビジネスの世界へ参入しました。が、どうやら「先行勝ち逃げ」は、原則ではなさそうです。むしろ、先発組は、後発の在来企業に駆逐されつつあります。長年にわたり培ったビジネスの力、ブランドの力、取引関係などがじわっとものを言いはじめています。「何が何だかわからない」…インターネット・ビジネスの実像を元ニフティ取締役の著者がわかりやすく浮かびあがらせてくれました。さあ、どうぞ。
目次
第１章 ｅ時代（「ｅ」の氾濫；インターネット利用者の増大 ほか）
第２章 ＩＴ革命の正体（Ｉｔ ｉｓ ＩＴ；ＩＴは道具 クロネコヤマトの宅急便 ほか）
第３章 ｅビジネスの適用例（企業内利用例；Ｂ ｔｏ Ｂ（企業間取引） ほか）
第４章 ネットワーク事業者のビジネス形態（ネットワーク事業者の種類；会員獲得競争 ほか）
第５章 身近な利用例（大学教授から風俗作家まで 東京ライターズバンク；大正生まれのホームページ開設顛末記 ほか）
著者等紹介
北爪正路［キタズメマサミチ］
昭和３７年３月神奈川県立湘南高校卒。４２年３月一橋大学商学部卒。同年４月富士通（株）入社。業務部、ファコム・ハイタック（株）出向電算機販売推進部等を経て、６１年１２月ＶＡＮ販売推進部長代理。６２年６月関西営業本部電器会社担当営業部長。平成３年６月ニフティ（株）取締役ネットワーク営業部長。同インフォメーション事業部長、営業部長を経て、１１年６月富士通（株）ネットサービス本部へ復職。１２月同本部首席部長（＠ｎｉｆｔｙコンテンツ担当）。１２年６月同社退職。イーアレー・オーグ代表、現在に至る
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