内容説明
永遠の都ローマを知り尽くした碩学が、血と官能と死に彩られた国を旅し、歓喜と絶望と愛のピカレスクを演じる何気ない広場や街路や佇まいに秘められた、時空を超えた深い歴史的意味と栄枯盛衰への哀悼と芸術的精華を語る、珠玉のエッセイ集!
目次
プロローグ セゴビアのピカレスク
セゴビアの奇跡
死の勝利
神秘主義あるいは悪魔の代弁者
聖母のカマリン
カスタネットと蝉
エピローグ センチメンタル・ジャーニー―スペイン、一九二六年三月
著者等紹介
伊藤博明[イトウヒロアキ]
専修大学文学部教授/イタリア思想史
金山弘昌[カナヤマヒロマサ]
慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史
新保淳乃[シンボキヨノ]
武蔵大学人文学部講師/イタリア美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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