内容説明
永遠の都ローマを知り尽くした碩学が、古の栄光に導かれ、かつては光輝いていた東欧から中欧の魅惑の古都を旅し、何気ない広場や街路や佇まいに秘められた、時空を超えた深い歴史的意味と栄枯盛衰への哀悼と芸術的精華を語る、珠玉のエッセイ集!
目次
プロローグ マリオ・プラーツの東欧と中欧への旅
微笑みの世紀
古都ウィーンの黄昏
オーストリアの日々
最後の君主たち
トルストイの家への巡礼
モスクワの歩行者
伝統的なロシア
ロシアにある美術の至宝
ワルシャワ
クラクフ
ポーランドのヴィッラ
トリエステの二つの相貌
ミラマーレでの幻影
エピローグ マリオ・プラーツと旅する芸術
著者等紹介
伊藤博明[イトウヒロアキ]
専修大学文学部教授/イタリア思想史
金山弘昌[カナヤマヒロマサ]
慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史
新保淳乃[シンボキヨノ]
武蔵大学人文学部講師/イタリア美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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