内容説明
永遠の都ローマを知り尽くした碩学が、遥かなる憧憬に導かれてオリエントを巡り、建築と美術と文学の迷宮にやわらかく陥入し、時空を超えたテクストと記憶の織りなす、人類文化の始原へと分け入る、珠玉のエッセイ集!
目次
プロローグ ロマン主義者たちのオリエント
オリエントへの旅
パルミラ
バールベック巡礼
騎士の城
ダマスカス
一九世紀のレヴァント
エジプトの空
カイロのモスク
刺青を入れた神殿
偉大な者たちと卑小な者たちの痕跡
ピラミッドの内と外
エピローグ オリエントのマリオ・プラーツ
著者等紹介
伊藤博明[イトウヒロアキ]
専修大学文学部教授/イタリア思想史
金山弘昌[カナヤマヒロマサ]
慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史
新保淳乃[シンボキヨノ]
武蔵大学人文学部講師/イタリア美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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