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出版社内容情報
美貌の歌姫トスカと騎士カヴァラドッシの熱く激しい愛が、変革期イタリアの激動の時代の波に翻弄され招いた悲劇を、都市ローマを舞台に視覚化したプッチーニのオペラを読み解く！
序 幕 オペラを観るまえに
第１幕 オペラはおもしろい
第１場 ジャコモ・プッチーニ――『トスカ』まで
内容説明
美貌の歌姫トスカと、騎士カヴァラドッシの熱く激しい愛が、変革期イタリアの激動の時代の波に翻弄されて招く悲劇を、都市ローマを舞台に視覚化したプッチーニのオペラを読み解く。
目次
序幕 オペラを観るまえに
第１幕 オペラはおもしろい（ジャコモ・プッチーニ―『トスカ』まで；トスカの時代／トスカのローマ；オペラ『トスカ』の誕生―ヴィクトリアン・サルドゥ）
第２幕 オペラは愛を演じる（『トスカ』―プッチーニのオペラ台本とサルドゥの戯曲；「一人の女性のために」；ヤーゴのハンカチ；「パルミエーリ伯爵のときのように」）
第３幕 オペラは奥が深い（幻の台本―プッチーニらしさのテーマ探し；ヴェルガ―ヴェリズモ、そしてシチリア；ダヌンツィオ―ありあまるパフォーマンス）
終幕 オペラを観たあとで
著者等紹介
白崎容子［シラサキヨウコ］
慶應義塾大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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bluelotus
5
★★★☆☆ 戯曲の『ラ・トスカ』と比較しているのでオペラの内容がより深まった気がする。恋愛物が得意なプッチーニではなく政治色が濃いヴェルディがトスカを作曲したならば…という話も興味深かった。それにしてもちょいちょい戯曲の翻訳者に三島由紀夫が出てくることが気になる（笑）2022/12/02
