出版社内容情報
記号論やテクスト批評、人類学、精神分析など、隣接諸学に新たな方法論的モデルを求め、西洋における多様なイメージを、隠喩的な深層と換喩的な表層に意を払う相互テクスト的な解読解を通してとらえ、初期近代の独立した絵画形式としてのタブローの成立を、形象によって構成されたテクスト、すなわちメタ絵画という視点から書き直す!
序
第一部 驚いた眼
第一章 斜 間
第二章 相互テクスト的プロセスとしての静物画の誕生
第三章 周 縁
第二部 好奇の眼
第四章 アッサンブラージュ――あるいは古いイメージから新しいタブローをいかに生みだすか
第五章 イメージの転換点
第六章 相互テクスト的機構
第三部 方法の眼
第七章 タブロー・地図・鏡
第八章 画家のイメージ/絵画行為のイメージ
第九章 裏返しのタブロー
原 註
メタ絵画におけるテクスト性・表象・他者――解題にかえて
訳者あとがき
人名索引
内容説明
記号論やテクスト批評、人類学、精神分析など、隣接諸学に新たな方法論的モデルを求め、西洋における多様なイメージを、隠喩的な深層と換喩的な表層に意を払う相互テクスト的な絵画読解を通してとらえ、初期近代の独立した絵画形式としてのタブローの成立を、形象によって構成されたテクスト、すなわちメタ絵画という視点から書き直す。
目次
第1部 驚いた眼(斜間;相互テクスト的プロセスとしての静物画の誕生;周縁)
第2部 好奇の眼(アッサンブラージュ―あるいは古いイメージから新しいタブローをいかに生みだすか;イメージの転換点;相互テクスト的機構)
第3部 方法の眼(タブロー・地図・鏡;画家のイメージ/絵画行為のイメージ;裏返しのタブロー)
著者等紹介
岡田温司[オカダアツシ]
京都大学総合人間学部助教授
松原知生[マツバラトモオ]
京都大学大学院文学研究科
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