内容説明
イラン革命の思想をペルシャ語原典から翻訳。「胸のむかつくような西欧の猿真似はやめよう!」。「近代主義批判」と「伝統の再解釈」によっていまなお強い影響力をもつアリー・シャリーアティーの構想するポスト・モダンのイスラーム社会像―。
目次
序論 アリー・シャリーアティーの位置
第1章 イスラーム理解の方法(比較宗教学的アプローチ;社会学的アプローチ)
第2章 イスラームとは何か(はじめに;初期イスラームの基盤;タウヒードとは何か ほか)
第3章 イスラーム社会学(アベル(ハービル)とカイン(カービル)の下部構造
ウンマの「多様性」と「統一性」
ハッジ(巡礼)の社会学)
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