出版社内容情報
見た目はかいじゅう! でも、中身はいつもの先生……?
園に行くと、先生がかいじゅうになっていた。ギロリとした目、キバだらけの口はどう見てもかいじゅう。絵本を読めば火を吹くし、体操の時間も大暴れ。でも、優しくてみんなを守ってくれるところは、やっぱりいつもの先生! 本当にかいじゅうになっちゃったの?
【目次】
内容説明
朝、園に行くと、あい先生がかいじゅうになっていた。ギロリとした目、キバだらけの口はどう見てもかいじゅう。絵本を読めば火を吹くし、お絵描きや体操の時間も大暴れ。でも、優しくて、みんなを守ってくれるところは、やっぱりいつものあい先生!本当にかいじゅうになっちゃったの?対象年齢3歳から。
著者等紹介
藤本ともひこ[フジモトトモヒコ]
東京都出身。1991年、講談社絵本新人賞を受賞し、絵本作家デビュー。作詞・保育遊びなどの創作活動や、保育士研修講師、図書館などでの絵本ライブも精力的に行う
塚本やすし[ツカモトヤスシ]
東京都出身。『やきざかなののろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞、『しんでくれた』(詩・谷川俊太郎、佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
131
何があったか知らないが、いつも優しいあい先生がなぜ突然こんなことになってしまったの。その姿を心配したのか、モヒカンのような園長先生が頻繁に覗いているのも面白い。原因は分からないけど園児は驚いちゃって。あい先生、いつもと違うよね、何をするにも大迫力だし、炎みたいなのが大きな口からボワッと出てくるし、先生の瞳がキラリと光ったのかと思ったら犬歯だったし。これはもしかして夢なのか。誰に話しても信じてくれないし。さて、本題のとおり先生は怪獣だったのだろうか。そうではないかもしれない。先生は実はね。素敵な結末でした。2026/02/28
たくさん
3
こどもにとっての一日は長く感じる。そして同じことの繰り返し。 そんな時見方を変えると、どんどんその世界観で正しいかどうか検証が始まる。 自分が観た世界観が統一性が取れるのならば、 自分のものの見方が2次元が3次元になるような重層感が産まれるだろう。 こういうものの見方が大きくなって、 現実が面白くなかったり、しんどさにつぶれてしまいそうなときに、 違った見方をして救われるものの見方を育ててくれたらいいなあとこの本を読んで私は思います。 2026/03/05
遠い日
2
あらあら大変!あい先生がかいじゅうになっちゃった⁉︎子どもたちの反応がおもしろい。かいじゅうになっても、あい先生はあい先生。ちゃんと先生として見ています。きっと毎日の先生とのやりとりが信頼に満ちているからでしょう。大きな体で火を吐き、車を投げ飛ばし、子どもたちをちゃんと守ってくれる存在です。姿形は変わっても、あい先生の心はちゃんと子どもたちに向けられています。ラストに至って、確信しました。あい先生は子どもたちへの気持ちがきっと人一倍深いのでしょう。なんとしてでも……という決意が変身させるのかもしれません。2026/02/14




