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内容説明
イザナギとイザナミはアメノウキハシに立つと、はるか下の海へ鉾をさし下ろし、ゆっくりゆっくりかき回しました―。世界がどのようにつくられたのかを描いた、壮大な「はじまり」のお話。
著者等紹介
飯野和好[イイノカズヨシ]
1947年、埼玉県秩父生まれ。「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう その1 とうげのまちぶせ』(福音館書店)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。『みずくみに』(小峰書店)で、第20回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
54
日本の神話って結構泥沼~クリスチャンだけど、日本国だけはこうやって生まれたと信じたい😊自分の醜くなってしまった姿を見られたショックも分かるけど、元夫をそこまで追い詰めるのは怖すぎ😨😨😨😨😨😨2024/04/29
anne@灯れ松明の火
17
新着棚で。イザナギとイザナミの二人の神が結婚し、アメノヌボコを使って日本の島々を生み出した。その後、イザナミは火に焼かれ、黄泉の国へ旅立つ。よく知られた神話だが、飯野和好さんの迫力ある絵に引き込まれる。2023/03/13
spatz
17
飯野和好さんの絵が相変わらず迫力があってこわいほど。 くわっと大きく開かれた口。感情をたぎらせるような目の力。死した愛するものを黄泉の国へ追いかけ、見てはならぬという言いつけをやぶる・・・・日本の国のはじまりの神話とはこんなに波瀾万丈で驚きに満ちたものだったっけ、と驚きました。。。。してはならぬ、という誘惑に負けるパターンって世界中にきっとありそう。オルフェウスとかを真っ先に思い出しますが。#NetGalleyJP2023/02/12
退院した雨巫女。
15
《本屋》イザナギもイザナミにとっても悲しい結末だったなあ。2023/01/26
遠い日
9
飯野和好さんの「日本の神話」シリーズ、追いかけています。 神話の神たちのどうしようもない人間臭さ。神という存在でありながら肉親間、夫婦間で血で血を洗うような諍いをし、憎み合い、殺しあう。 その壮絶な緊張感みなぎる展開に魅せられます。 『古事記』からの、国生みの神話であるイザナギとイザナミの話もまた愛し合っているふたりの行き違いからもたらされる憎しみとともに、そこからまた新たな神々が生まれ出る不思議。 スケールの大きさに酔わされます。そして、いつもに増して飯野和好さんの渾身の絵の迫力にも圧倒されるのです。2023/01/19