内容説明
「わたしやほかの仲間が夢みて必死に頑張ったのは、こんな世界のためじゃない」人間にしいたげられてきた動物たちが、運命に立ち向かうが…。美しい絵物語で読むオーウェルの傑作。今こそ読みたい!ソビエト連邦の歴史をモデルに、ジョージ・オーウェルが皮肉をこめて見事に描いた動物物語。金原瑞人による巧みな訳文と、美しい挿画でおくる新訳決定版!
著者等紹介
オーウェル,ジョージ[オーウェル,ジョージ] [Orwell,George]
1903‐1950。1903年、イギリス領インドのベンガルに生まれる。イギリスの名門イートン校で学び、その後、ビルマ(現ミャンマー)で警察官として勤務。やがて職を辞し、数年間の放浪を経て作家となる。第二次世界大戦中はBBC(イギリス放送協会)に勤務し、1945年にスターリン体制を戯画化した『動物農場』がベストセラーとなる。1949年、長篇未来小説『1984』を発表。文学のみならず、20世紀の思想、政治に大きな影響を与えた
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど600点以上
グレバン,カンタン[グレバン,カンタン] [Gr´eban,Quentin]
1977年ブリュッセル生まれ。ベルギーで活躍する絵本作家。ブリュッセルのサン・リュック美術学院で学び、卒業後すぐにデビュー作となる絵本を出版。以来、子どものためのお話から古典の名作まで幅広くイラストを手がけ、ボローニャ国際児童書展で何度も入選。世界中で著書が翻訳出版され、親しまれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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